9月30日に富士山フルマラソンにエントリーして、猛練習をスタート
・・・57日後
11月27日(日)当日は、雨予報・・・しかし、スタート1時間前に富士山の中腹が見えてきました!
みんなの願いが届いたのでしょうか?!
大会指定の船津公民館に荷物を預け、ほんのり富士山を背景に!
まだ元気なうちです
3日前の残雪。河口湖周辺は21cm積もり、大会の2日前に開催が決定しました。
大会会場へ徒歩7-8分。
マラソンコースの除雪作業も大変だったようで、開催準備の地元の方々には感謝です。
障害物競争にならなくてよかった(汗)
スタート30分前。タイム区分ごとに、ランナー達が集まってきてますね。
気温は寒めだけど、私はFine TrackとTシャツでちょうどいい感じ。
cw-xの薄手手袋1枚でも、手の保温になりテンションが落ちないものですね。
40カ国からエントリー、全ランナー12000人超えらしいです。
開会式では、大会アンバサダーの瀬古利彦さん、有森裕子さんから激励のメッセージ!
遠く姿は見えないけれど、さすが声のパワーはすごい。
マラソンyoutubeでよくお見かけする、クレイジーランナーズの皆さんと!
レインボーアフロをお借りしてしまいました
そうこうするうちに、9:00
3. 2. 1スタート!!
スタートしても、しばらくランナー団子状態。
頭の隠れた富士山を眺めながら、ウォーミングアップペースで走ることに。
だいぶランナーがほぐれてきました!お日様が照ると、汗ばんできます。
河口湖のコースになり、輪郭を見せてきた富士山。
5.5kmポイントから、給水。すべての給水ポイントで、水だけでなくヴァーム(スポーツ飲料)が提供されるという、なかなか贅沢な大会。
給食はバナナ(私はバナナアレルギーなのでNG)、お菓子、チョコ、ハーフ以降ではフジパンのあんぱん、おにぎり、お味噌汁など、サービス満点。
そして、沿道では、民家や旅館の方々が、塩(足がつらないよう)や飴を用意して提供しながら応援してくれました。
「ガンバレー」「ファイトー」声援+ハイタッチ
「行ってらっしゃ〜い」(お母さん、おばあちゃん世代の方々)
(カァ〜カァ〜)「カラスも応援しているよ〜」
(5kmポイントで)「まだ5kmだよ〜!!」
意外に気力が上がる声援?は・・・・
河口湖大橋や10kmごとの撮影ポイントで待ち構える日刊スポーツ紙・オールスポーツカメラマンさんたちの
「ハイ、ポーズお願いしまーす‼」
ランナーたちを励ましながら撮影されていたのですが、走ってボーッとしてきたところに助かりました(笑)
ハーフまできた!
計測係の人が・・・
「まだここから半分ありまーす!」
(応援してくれてるのか・・・事実を伝えたまでか?!)
私は亀さんペースなので、全然まだ楽チンです(笑)
実は・・・
大会の4日前にヨガをやっていて転倒(私に限ってよくあること)、転倒した先にあった椅子に左足小指を強打して、内出血!
歩行はなんとかなりますが、神経系の痛みで靴やスリッパが履けません。
近所の整形外科のドクターに「フルマラソン出ても、絶対途中で走れなくなるよ!」と言われて(言っていただいたおかげで)火がつきました(笑)
もちろん無理なくですが、怪我のおかげで大会前に必要な運動休養が取れ、体力を温存できたみたいです。
あとは、100均の足首サポーターを偶然見つけて、それを両足に装着したおかげで保温と足裏の圧迫緩和になってくれました
直前のケガは正直ガーンでしたが、私なりにいろいろ教訓があり、ケガのおかげで完走できたのだと思います(30km/35kmの壁もなく)。
幸い餅は餅屋?!
前夜に意識を書き換え、ヒーリングのエネルギーを加速することができました。
さてさて、22kmあたりからやってきました、噂の激坂です。
西湖へ向かう70mの高低差、8%ほどの坂道が1.3kmほど続きます。
この先は、皆さん、ウォーキング大会になっていましたね。
亀さんの私は、トボトボと追い抜かせいただきました!
その頃、エリートランナー達(本物のウサギさん)は、西湖を約13km走って颯爽と戻ってきました
坂道中程で、山梨高校の熱血応援団が猛烈にランナーを鼓舞!!
4時間以上応援してくれてたんですね・・・激坂の往復とも、ランナーひとりひとりまでしっかり届くように叫んでくれました。
ランナーさんたちも「あれは、うるっときたねー」・・・感動モンです。
コースはこんな感じ。
時折景色と空気を楽しみながら走れるのは、フルでもファンランでした。
コース最後の38km地点では、自衛隊員の方々が給水を提供。
「あと4kmですよ!頑張りましょーう!」
迷彩服からビシッとした気合いを頂戴したら、もう一気にフィニッシュまで走るべし!!
フィニッシュまでのラップタイムが一番速かったですね(30kmから飛ばしても良かったのかなー)。
フィニッシュラインの手前から、とてもイイお声のDJ風アナウンサーが、ゼッケンナンバーを呼んでゴールインさせてくれました。
グリコポーズでゴールする気力に(笑)
ふっと、私の直前のランナーさんはゴールした後、くるっと回れ右して、ゴールに対して一礼をしました。
私も思わず、マネさせていただき、コースに向かって一礼。
富士山マラソン・・・ありがとう!!
ナイスデザイン!ずっしり、重さのあるメダルです。
メダルをかけてもらって進むと、豚汁のサービス!
「好きなだけおかわりしていいよ!」って太っ腹!
くぅ〜味噌味が染み渡るぅ
(サウジアラビアなどイスラム圏のランナーたちは食べられないので、ちょっと気の毒・・・)
ご当地名物も売れてました。
大会の終わり近い2時半頃まで、雨は降らず、なんとか持ってくれましたね。
マラソンの制限時間は6時間。
14時55分から15時までのアナウンスは、ゴール間近のランナーたちに一生懸命にゲキを送っていました・・・
そして、15時。
河口湖から大きな音花火が上がり、第5回富士山マラソン大会は熱く閉会しました!
最後に応援やメッセージを送ってくれた友人知人、志麻ヒプノ関係者、クライアントさん、家族etcのサポートに心から感謝です!
【番外】
ここで、My バックヤード。
今回、何気にマラソンのお世話になったモノの一部です
「てるてる坊主」
前日に作り、富士山方向につるす(祈)
「酸素カプセル」
締め切り直前のエントリーで、河口湖会場近くのホテルや旅館はsold out.
唯一、隣町ながら取れたのが、前泊した石和温泉のスパホテル内藤。
こちらが初心者ランナー的に大ヒット。
健康ランドとホテルが一体化したような(東京だと大江戸温泉+東急インのイメージ)システム。
館内専用着とソックス(靴・スリッパ不要)で、ラン前の足の負荷はなく、リラックスしましたよ。
酸素カプセル45分に入りのんびり。
プロの野球選手やゴルファーの飛距離が伸びたり、アスリートの記録に効果があるそうです。
薬湯の温泉、山梨ご当地の赤いワイン風呂、ナノ温泉などなど癒しざんまい、快適な夜を過ごさせていただきました。
「刻みうなぎの蒲焼」
6時半にはホテル出発、会場に向かうため、当日の朝食は自前で。
パックごとホテルのポットで湯煎4分。
(ちなみにうなぎ屋かわすいさんの店主、川口さんのご趣味はマラソンとのこと!)
「尾西の白飯」
自前のカーボローディング(炭水化物)
キャンプ用品で有名な尾西の白飯(お湯を注いで15分)で、即席のうな丼。
たまたまうなぎを注文したとき、「うなぎの肝吸い」が1袋プレゼントで同梱。
即席タイプのお吸い物ですが、こちらもいただきました(早朝にはキツイけど)。
他にもラン関係のウェアやグッツ、サプリは、初めてランナー的には新発見がたくさん。
ベテラン市民ランナーさんには当たり前なんでしょうが、私の体力や練習にモチベーションやパワーを与えてくれたと思います。
そうそう、トライアスロンや登山関係でも人気の・・・
「井村屋のスポーツようかん(プラス)」
持続性エネルギー糖質(マルトデキストリン)配合の作用を、私は実感しました。
糖質切れをすると、足・体は疲れていないにもかかわらず、脳が錯覚して「運動をやめようよ」という信号を出すそうです。
そこで1本!(笑)
マラソン大会では、噛みながら走るのはちょっと不慣れなので、私は長距離のトレランや、峠走の時に使いました。
スポーツ・アウトドア用で少し塩分ありますが、美味しい旨味。
あと、集中力が必要なときも、私はお茶うけにいただいちゃいます
「トレーニング、コーチでお世話になった方々、皇居周辺のランベース」
週5の朝ラン
週末のLSD
長距離持久走
足利峠往復25km×3回(半分はウォーキングだったー笑)
湘南海岸30km走
木場公園3時間ラン(距離ではなく3時間ひたすら走る)
ボジョレーヌーボ( 11/17)の夜は、皇居周り20kmサブ4タイムでラントレ
胃がムカムカしたインターバル走
などなど、初心者ランナーには濃密な練習三昧の日々。
10月の走行距離は255km。
さすがに生理は1週間遅れました(過酷すぎたのね)
普通は、3ヶ月以上の練習期間をとるのが望ましいそうです。
人生はよくマラソンに例えられますが、リアルなマラソン体験から心身・魂共に教えられたことは数多くあります。
まだまだビギナーですが
このエネルギーはさまざまに還元できそうです。
また、季節や時期を選び、マイペースでランを楽しもうと思います