数あるマラソン大会の中で、女子なら一度は出走してみたいとおぼろげ〜な候補にあった名古屋ウィメンブマラソン。
↑オフィシャルサイトより画像転載
今年2018年3月11日(日)出走してまいりました!
思えば、昨年10月1日の東北みやぎ復興マラソンから帰宅後、その日が抽選締切り間近だったことから、勢いで名古屋ウィメンブマラソンクリック。
3倍強の倍率でしょうか・・・めでたく当選!
新春になり毎週光陰矢の如しのため、あまり十分なランニング準備ではありませんでしたが、楽しみな出走でした。
前日は受付のため、早々に名古屋入りし会場のナゴヤドームヘ向かいました。
ドラゴンズの本拠地!
勝田マラソンの雪やおきなわマラソンの夏日を経て、もはや大会の天候はあまり気にしなくなっていますが(笑)今回はとても走りやすい天気に恵まれました。
朝の気温はひんやり。
名古屋駅前のマリオットアソシエホテルから地下鉄で20分、ナゴヤドーム前矢田駅で降り、予想範囲内の混雑程度でスムーズに到着。
女子だけの特権は、ソコで着替えられること(笑)
スタートまでに体が冷えるのは、走り出してからしばらく影響しますから、なるべくギリギリまでフリーズを着ており、貼るカイロも中のシャツに装着しておきました。
さらに、前日のEXPOでゲットした、塗っておくと温かいジェルを首まわり、腕など肌の出ている部分ゴシゴシ。
トウガラシ成分が少々入っており、本当に寒くありませんでした。おまけに代謝も少し上がるのか、スタート後は走り出しもよかったですね。
ドームの構造をうまく利用した流れで、番号ごとに荷物袋を預けて、自分の出走レーンに向かい、途中320基用意されたトイレに並ぶこと30分、上空には撮影ヘリコプターが旋回する中、DJMCのノリを楽しみながら、整列。
なんせ22000人の女子ランナーですから、招待選手が出走して、おそらく最後の人たちがスタートラインを超えるには30分は要したでしょう。
私も、ネットとグロスタイムに15分差がありました。
今回はスマホを持たずに出走したため、途中の撮影はないので・・実は正月休みにコース下見試走した場面を少々ご紹介したいと思います!
名古屋市内を巡る、比較的平坦なコースなので走りやすいのと、大会は終始応援してくださる地元の方々で賑わうロケーションです。
ナゴヤドームを出発して、すぐに環状線にかかる歩道橋「ごまたまご〜」歩道橋、名前の由来が気になります。
10kmまでの名所といえば、名古屋市博物館でしょうか。
地下鉄堤田駅の近く、名古屋から世界発信したミシン界の大御所ブラザー(現在はプリンタ複合機や燃料電池も取扱)
11-12kmあたりに、絶対立ち寄りたいのは山田餅本店
大福、ほっぺよりやわらかいお餅にくるまれ〜美味しいのです
軒先きでプチ給食、何個でも食べれそうです
山田餅本店から1km少々で、特別なマクドナルド・・・何が?
こちら1000号店
大きな通りをわかりやすくコースに取っていますね。
久屋大通には、テレビ塔がそびえ立っています。
もうひとつ聳え経つ名所といえば。
名古屋城と加藤清正の銅像。
大会中は、名古屋城も金のシャチホコも見た記憶がありません
市内どまんなかですから、県庁・市役所や日銀もありました。
日本橋の日銀より地味と申しましょうか、あっという間に走り抜けてしまいます(そりゃ、走ってますから)
名古屋ウィメンズMが他の大会と違うフィニッシュとすれば、ラストはドーム外周のコースを走り、フィニッシュラインそのものはドームの中となります。
(前日EXPOで撮影)
ゴール前1kmあたりから一層大きな応援が増えて、背中と少し重たくなった足を押してもらえます。
500m手前あたりには、スポンサーの大きな電光掲示板がコピーメッセージを投影。
「あんなに遠かった42.195kmがあともう少し」↑(フィニッシュ後撮影)
・・・個人的には、今回はとにかく「今」に集中して走ることに専念。今まではフィニッシュやタイムのことをチラチラ考えて走行していましたが、「ただ、今ココを走る」瞑想状態にトライしてみたのです。
すると、姿勢がほぼ最後まで崩れることなく、足の痛みもほとんどなく集中できたと感じます。
途中の給水は、最後のテーブルのものを取る方策をとりました
つまり走って行く先の給水テーブルには、たとえば、【3/7】は「7個給水テーブルがあるうちの3個目のテーブル」という意味の表記があるのです。
「走りきったチカラがこれからのタカラになる!」
確かに確実なエネルギーになっていると思います!!
「君の強さは、君だ」
走っているときは意味がわかったような気がします(笑)
完走メダルは、ティファニーのペンダント!
今年は菊のモチーフでちょっと地味な感じ?
後日、Tiffanyの店舗に行くとタイムを刻印してくれます(郵送も可能とのこと)。
Tシャツはなかなか可愛く、タオルは使いやすいサイズ。
スポンサーのメナードからこれまた女子にありがたい基礎化粧品一式(ポーチ付き)と美容液ミスト。
あるラン友さんが「ROLEXとか男子用の大会やらないかなぁ」とつぶやいていました(闘志炎上しそうな)
名古屋なら本来日帰りの距離ですが、東京から遠方の大会で前日受付制度の場合は、前泊しなければいけません。
名古屋ウィメンズに絶対エントリーをめざすなら「宿泊券付き」の申し込み(先着順)やスポンサー枠もあるのが有名ですね。
私の周りのラン友女子たちも、スポンサー枠で応募し、NBの靴で出走したり、早々に宿泊付きプランでエントリーしたそうです。
確かに抽選で当選した場合、その後はホテルはすでにほとんど埋まっています
そこで、私は新幹線とホテルのセットプランにしました。
余談ですが、かなりお得な料金で優良ホテルに泊まれる確率高く、運良ければおすすめだと思います。
なにげにスペーリア、大会じゃないとき泊まりたかったです。
前日エントリーとともにEXPOがありますので、足が疲れすぎないよう注意は必要ですが、結構収穫もあると思います。
前方は座席で休めますし、中央には当日走り込んでくるはずの?!フィニッシュやEXPOブース。
ご当地フーズ、全国的に人気な牛タン・スタミナ系の飲食ブースが充実。
Tiffanyのボックスをデザインしたゲートで、当日はタキシード隊がフィニッシャーにペンダントを渡してからの、写真撮影タイムという流れ。
個人的にEXPOでの収穫1は、モルテン。
欧州あたりでは人気あるらしい、おなかが重たくならないカーボローディングなんですが、まだ日本では店舗展開していないようですから。
320と160があります。320のミックスを500mlの水でシェイク(あらかじめ少し水を飲んでミックス分を減らす必要ありますが)。
なかなか溶けにくいですから、シェーカーのほうがよいかもしれません。
味は、EXPOで喉が乾いていたので、あっさり飲めました。
ちなみに、大会当日朝は160を500mlの水で溶かし飲みましたが、こちらは味のないおしるこのような?でんぷんテイスト。
私は飲める味でした。
320はより糖質重視、160のほうは水分重視。いずれもおなかに負荷少なく効率よく摂れるのと、後半まで糖質エネルギーが持ってくれるそうです。
今回、ランの集中力が途切れなかった恩恵かもしれない?!
もう少し研究したい逸材です
収穫2は、名古屋名物の青柳ういろう「アスリートういろう」
ほんのり塩味が効いています。
「ういろう!走ろう!がんばろう!」
「バナナなんて食べたら、皮で滑るじゃないですか?」
「ういろうの語源は、ウィメンズマラソンがんばろうです」
という上記コピー(笑)
大会では、30kmあたりのエイドでいただきました!
美味しかったですよーまったく塩味を感じなかったので、それだけ塩分摂取にひと役アリでしょう。
ちなみに、薄いフィルムを中央から剥く構造なのですが、エイドでは途中までめくりやすく剥かれており、ボランティアさんが2万以上のういろうをめくったのか?感嘆してしまいました。
広いEXPO会場で、偶然ラン友のGさんにばったり!
ランの波動でしょう(笑)
ところで、名古屋めしはバリエーション豊富、ひつまぶし、宮きしめん、手羽先、味噌カツなどなど多数あります。
今回はモーニング系(サンドイッチ)に重点をおきました。
コーヒー代にプラス200円程度で、トーストやサンドイッチ、場所によってはサラダや卵もつくという喫茶店文化in名古屋です。
名古屋駅新幹線降りてすぐのジャンシアーヌで小倉トースト。
エビフライサンドイッチでおなじみのコンパル
昭和22年創業の老舗店です。
ただスモーカー御用達でもあるので、私はテイクアウトで
15分ほど待っていると出来立てをいただけます。
手作りの安心感と、ボリューミー見えて、パン、エビフライ、キャベツのバランス絶妙で腹持ちと消化の加減がとてもいいです。
・・・・大会後2週間経ってしまい、名古屋ウィメンズ・レポは、試走会コース、EXPO、フードと蛇行しました(汗)
さすがはギネス記録大会とあって、華やかで安定感のある花マル大会ですね!
女子力もアップしたかはともかく・・・・
名古屋ウィメンブマラソン ありがとうぅ