「大規模停電になるかもしれない」という情報で、6時台の都内メトロ、JRは大混雑のようでした。各職場から帰宅命令が一斉に出たのでしょう。
その結果、鬼混み状態。一時運転を止めてしまったようです。大パニックほどではなく、少しづつ再開していることと思います。
さて、肝心の被災地には情報が届かず、生活圏には情報が幾重にも飛び交っています。
そして、どれが本当なのか、何を信じていいのか、わからなくなることもあるでしょう。
本来、誰でも自分に必要な「情報収集機能」をもっています。
ポイントは、「自分に必要な情報を収集する」です。
「正しいことを知りたい」「情報を逃したらどうしよう」「自分だけ知らなかったら大変なことだ」「情報を知らないことは危険だ」「最新情報を知らねば!」などという考えがあると、せっかくの「情報収集機能」はバグります。
これらは雑念といって、情報を集める電波障害になります。
この意識の切り替えは、最初は怖いかもしれません。
ただ「自分に必要な情報は、ちゃんとタイミングよく入ってくるから大丈夫だ!」と肝に命じ、なるべく平常心でいることです。疲れ過ぎもよくありません。
深呼吸、瞑想、気分転換などよいでしょう。
すると、あらゆる手段、タイミングによって情報はもたらされ、行動や状況を整えてくれます。
我が身に匹敵する大切な人、家族は、”自分に必要な”ということに含まれるでしょう。
情報はなんでもかんでも知っていればいいわけではありません。所詮はすべては知り得ないのですし、知る必要もありません。また、情報にはもれなくフィルターがかかっています。
このフィルターは、例えば、情報発信者やメディアがかけているだけではなく、自分自身の心のフィルターが選択して受け取っています。耳に入る情報の選択権は、自分が持っています。
人に管理される生活時間が長いと、情報も他者にコントロールされがちです。
情報を交すことは、社会のコミュニケーションですが、自分の軸/平常心がしっかりあってこそ活用し、楽しめるものです。今回の震災に限らず、常に言えることでしょうね。
ちなみに、「あぁー、知らずに損した」「誤報を信じちゃった」と思うようなことがあったら
→「これで、結果はよかったんだ」と気持ちを切替えてみましょう。不思議とよい事に転じます(というか、からくりはある)。
というわけで、このコラムの内容も、平常心でお読みください(^^)v