自己啓発(self-help)のようなスローガンですが、魂のエッセンスです。
この世の中、社会には、同じことを、視点や立場を変えたところから様々な表現がありますが、高い空からそれらを眺めると、本質につながっていますね。
でも、”地上”にいると、異論に聞こえたり、敵対して戦うことさえあります。
さて、自分のレベルを超える!は、子供の頃や若いうちは、同類の仲間や他人と切磋琢磨することで、自分を磨き高めていきます。
(近年から近い未来に地球へ生まれてきた子供たちは、他者との切磋琢磨が緩和されるか、選択する余地も増えてきますが)
ある道、あるいは共に過ごした仲間たちとの一戦を終えると、自分自身と向かい合う流れにシフトします。
そして、高める、強める、成長する、磨く、愛する、etcべきは、対する自己になります。
そのシフトの境目がわかりにくいようです。
「自己」にシフトしてこそ超えるポイントやタイミングが来ているのに、まだ周りや特定の周りの対象物に向かって努力や奮闘しているときがあります。
魂は、他者であろうと、自己であろうと、手段は選ばないのですが、状況などの客観性をマインドが妨げていると、しばらく魂の混乱を招きますね。
マインドは、心配性ですから。
またマインドは、”相手”や対象に対して話しかける役割があるため、自己や本質に集中するのが苦手と言えます。
そして、すでに人類意識の進化として、例えば、今の日本全体をざっくり観察すると、一般に思われている以上に、すでに「自分自身と向かい合う流れにシフト」しています。
英語の文法でいうと、現在完了形です
つまり、現状が然りです。
見かけや形が、他者と競合、競争することで向上、成長するような働きや組織であっても、個々人が力をどんどん持ってきました。
主体性や自主性ですね。
かつては、それらが組織や共同作業の妨げと思われたようなものが、近年は急にマスト化しています。
その変化を感じている人、平然と古いやりかたに従っている人の違いは、周り(職場であれ、団体であれ)を見渡すとだんだん顕著になっていきます。
スポーツやCMなどのコピーにありそうな「自分を超える!」は、潜在的な新しい意識=NEO意識の時代にマストです
では、どうやって自分を超えるの??
その第一歩は、1日30分程度・・・できれば1時間、なければ15分「自分であるひと時」を過ごすことから始まります。
最初は、その30分、1時間、15分の脳内には、様々な他人が参加してくるかもしれません。
うっかり、SNSとつながっていると、いつものと違わない日常と化します(笑)
下半期リーディングを受けられてから約1週間後、Sさんから変化のお便りをいただきました。
「毎朝、自分を見つめなおす時間を取っております。30分から1時間でしょうか。雑念も湧いてきますが、自分だけの大切な時間です」と。
Sさんは、日中は大勢の社員がフロア、社内にいる職場で過ごされますから、集合意識的な観点からも、本来のSさんの思考や価値観は会社や周りの方々と同調していることが多いようです。
それらが一体感としてわるい訳ではないのですが、Sさんは今後の進退についての応えを求めている最中です。
とかく、何が正しいか、どうすべきか、何が原因で結果に至るのか、という根拠や証明を必要して答えを出すレベルを超えるには、Sさんが「自分である」ひと時から一日をスタートすることで「ご自分の本意でわかる」「腑に落ちる応え」のポイントに立っていけるでしょう。
Sさんだけでなく、今期の下半期リーディングのセッションでは、一日や一週間のどこかに「自分であるひと時」を持つというトピックがたびたび登場しました。
ところで、そもそも、自分を超える!必要があるの?
それは、自由意志による選択です(←つまり誰かに強要されることではない)。
もし、今・・・
悩みや問題があるなら、
感情、心情、体調に不具合があるなら、
もっと充実し、イキイキしたい、自己バージョンアップしたいなら、
ひと昔前を担った「旧意識」のように、他者や周りの望みや期待に応えるため、他者に対して切磋琢磨する意識の時代は終焉に近いので、自己を超えるとスムーズ・・・という提案です。
(少なくとも、うまくいかない方法からやり方を変えてみるのが)
自己を超えると、未使用、未認知だった可能性に気がつき始めます。
また、対他者ではなく、自己を超える支点(ポイント)は、長い目に見れほど、希望、情熱、やる気の炎が消えにくいのです。
利己的、自分中心に思えて、結果的に利他的な成果をもたらします。
魂は、条件や制約がなく、純粋な潜在パワーだからですね。
「自分に勝つ」「自分に負けない」・・・しばしば言われ続けている言葉ですが、他者への勝ち負けを超え、パワフルな意義に繋がる新しい意識=NEO意識の時代です!
サマーワークショップ
2017年7月16日(日)/ 17日(月祝 海の日)