精神宇宙の観点からすれば、「こうすべき」「あぁすべき」という思考が古く感じられる時代です。
しかし、困難や問題が発生したら、解決や脱脚の方策を求めるものです。
困難や問題にトラップするときは、教育や情報優位な構造に沿った何らかの「方法論」「解決策」とセットになっているのですから、どうすべきかの考え方になるのは自然です。
(精神宇宙の進化にそえば、「こうすべき」「あぁすべき」は進む方向を限定するため、動けなくなります)
ご相談にいらっしゃるクライアントさん方は、漠然とした違和感や問題を感じているレベルでセッションに見えることが多いものです。
細かくみえれば、「仕事」「人間関係」「○○○について」などとあるのですが、その段階はすでにご本人でわかっています。
それらをまとめると、「結局、自分の根本的な何かがよろしくない」と本質を探ろうとなさいます。
その中で、顕著なパターンがいくつかりますが、ベスト3を挙げたいと思います(最近めだった傾向として)。
1)停滞している。
思うように動けない。動いているつもりだが進んでいない。
邪魔が入る(ように感じている)。
2)ビジョンが見えない。どうしたらいいのか。
いくつかのビジョンやアイディアは浮かんだり消えたりするが、それでいいのか?
正しいビジョンなのか?
3)問題トラブルが周りから押し寄せてくる。
あたかも自分を阻むように、制約やストレスを受けている。
これらは、いずれも思うように身動きが取れないことから、物理的にもエネルギーレベルでも「停滞」と言えそうです。
「停滞」には感覚的な情報が多々あります。
たとえば、
◉「重い」停滞
多くは過去に起因すること、価値観や先入観が影響しています。
◉「湿った」停滞
感情、執着、役に立たないこだわりなどが影響しています。
◉「煩い」停滞
気が分散していて、周りの影響を不要に受けています。
自分から勝手に首をつっこんでいたり、気にしすぎています。
”気にしすぎピープル”とても多いです!背景として、慢性的な疲労、睡眠負債、栄養バランスの乱れに起因する方が多いです。
◉「淀んだ」停滞
物理的なレベルにいたった不用品があるある。風化したり、処分したほうがいい物に囲まれている景色です。
ほかにも停滞シリーズはありますが、これらの渦中にいるときのご当人は気づきにくく、ほとんどは良かれと思って停滞要因に身を置いているものです。
ここではまとめて言い切っていますが、基本的に個人セッションでのカウンセリングやセラピーでは、その方ならではのディテール、事情がありますので、意外なポイントやネックが見つかることしばしば。
ですから、仮に上記に当てはまりそうな停滞感がおありなら、鵜呑みになさらないことをオススメします!
なぜなら、一時的に納得したことが自分を感じることを疎くしたり、新たな停滞に通じる可能性があるからです。
ところで、「停滞」と相応の休息や準備期間は少々似ていますが、大きな違いは、停滞が続くとどんどん劣化するところです。
休息や準備期間であるなら、安まり、落ち着き、新たなやる気などが湧いてきます。
では、心身に不健康な「停滞」を払拭するにはどうすればいいのか?
春のパワーアップコーチングにいらっしゃる(特に3月以降)クライアントの皆様は、中長期な「停滞感」を感じていることが多く、「このままでは・・・まずい」とおっしゃいます。
しかし、動こうにも体や心が重たく、またほかにも停滞の原因になっている役割や価値観をお持ちです。
ひとことで停滞を払拭するポイントを挙げるなら・・・
「動くこと」です。
それも、普段動いていない、動かしていないポイント・部分・モノを動かすことです。
志麻ヒプノがスピリチュアルやメンタルにフォーカスする場ということもあるのか、セッション後に多い「動くこと」ポイントのベストスリーは、
1)運動
2)行動パターン
3)感性・創造能力(Creativity)
特に女性のみなさまの場合は、3)の感性に加えて、女性エネルギーが謙虚です。
動かし始めると、ほどなくご自身で自覚できるのですが、停滞している段階では、ソノ停滞している部分に気がつけないのです(笑)
まるで、筋トレをはじめたときに、どこに筋肉があるのかわからないような・・・しかし、少しづつ筋肉に力やハリが出てくると、強弱は自覚できるようになります。
自覚できないなんて・・・
誰かに指摘したり教えてもらうことはできるかもしれません。
透視で潜在的なポイントを読みとることは、確かに可能です。
一方、ご自分自身で潜在意識にアクセスするなら(普段の顕在意識が優位なときは、フィルターがあるため、なかなか難しいのですが)ご自身で見つけることができるでしょう。
ご両親の協力がある中でお子さん(幼児)を育てながら、仕事にも復帰し、今の生活にも満足し「これで十分今はよいのですが」とおっしゃるSさん。
パワーアップコーチングでは、
「でも、体や疲れやすいのと、さすがに美容が気になって」と。
周りから気になるような美容の問題は感じませんでしたが、Sさん自身が感じる美容の劣化は、創造的に工夫して生きることや、感性や女性性が弱まっているサインであったりしますね。
ひととおり、お部屋をめいっぱい使ったセッションでは(コーチングでも動くことがポイント!)、
「以前やっていた○○○のスポーツやっていたときは元気で、あの頃のような、違う運動やエクササイズで体を動かしたい・・」
「母親としてこうしなきゃ、という思い込みが案外強かったのかもしれないです」
などと、ご自身の停滞からくる疲労や感性・美の劣化のポイントをどんどん見つけていらっしゃいました。
シンプルな一言ですが、動くことは哺乳類の生命力のバロメータでもあります。
ふだんからよくスポーツをしている、働いてばかりだ、などという方は、体を休めることで内臓器官や代謝の調整機能が動き始めるかもしれません。
「動くこと」にも、ご自身にみあう工夫や実験がいると思います。
期間限定:3月31日まで
春から上昇する!!