「魔法=マジック」、「ミラクル=奇跡」というニュアンスです。
特にセルフ・ヘルプ(スピリチュアル、カウンセリング、セラピー、コーチング、自己啓発を総称して)に関心がある方々、自己実現や願望達成などに取り組まれたり、人生の意味や使命を探求される方々に浸透している「用語」としての「魔法」「ミラクル」についてです。
一般的に、マジック=手品、ミラクル=奇跡(奇跡的に助かる、神が興す奇跡、一部スピ的な奇跡)のような、感覚的使用かと思います。
「魔法を使う(願いが叶う!)」の魔法(Magic=マジック)には、「手品、奇術、魔術、魔力、魅力」などの意味があります。
無意識に使っているときにも、そのような言葉の波動が含まれます。
「ミラクルを起こす!」のミラクル(Miracle=奇跡)は、「奇跡、驚異、偉業」などの意味があります。
語源も、歴史的な用途も経て、言葉にはあらゆる意識と力があるものです。
さて、あなたが叶えたいこと、願望実現、達成や成功や実現は、魔法によるものでしょうか?
それともミラクル(奇跡)によるものでしょうか?
願望や実現の性質によって、どちらも使い得る類です。
なかなか思い描くように、叶わないときには、使うスベが違うのかもしれません。
ざっくり定義します。
魔法は、物質界において叶えたいことに使います。
その願いは、物質界特有の性質があり、エゴ(自我)から発信していることが多いです。
無意識にエゴの観点から願うこともよくあります。
魔法は、物質界の性質を離れると、解けてしまいます。
おとぎ話で魔法使いの魔法を解いてしまうのは、ホンモノの愛や、真実の言葉が多いですね。
魔法には、何らかの条件ややり方がつきものです。
魔法は、必ず魔法が解ける(解けてしまう)方法があります。
ミラクル(奇跡)は、エネルギー(霊的・精神的)レベルでその源が起こります。
その結果として、物資的な現象が叶っていきますが、多くの場合はどうなるかそのプロセスや結果さえ予測しにくい性質がありますね。
結末はわからないけど、その願いや意図に没頭していると、そうなった・・・それも意外な展開で・・・といった具合です。
その願望は、serve(仕える、目的のために務める、尽くす、役に立つ)といった志や意志が根底にあります。
無償の愛、信頼といったスピリチュアル・ベースです。
奇跡は、何らかの条件ややり方があると、むしろ起こりません。
奇跡は、あらゆる全てによって起こるため、消えたり無くなるような展開でもありません。
ある創作活動をしているNさん。売れるモノを作ろう、もっと良いモノ創りに取り組もうとしたときに、「正直、苦しくなりはじめているんです」と、本音をおっしゃいました。
クリアランスセラピー2016で、Nさんの波動を高めた「2.0の自己」を体験していただくと、本来のクリエイティブなスピリッツが回復しました!
生み出す、創り出すことを魂に持っている人たち(クリエイティブな活動をする方々)は、「何を創るか?」というDOよりも、「創る」という常態(BEing)に勤しんでこそ、生み出す(創作)パワーが発揮されます。
Nさんは、何かのきっかけで、モノ創りに魔法を使おうとして苦しくなったのかもしれません。
もうお分かりと思いますが・・・奇跡を起こそう!とするわけではなく(笑)純粋に、オーセンティック(自分の本意に偽りなくそのまま)に取り組めば、Nさんの本来望んでいたモノになるでしょう。
妙なもので、私たちは苦しくなったり辛くなると、魔法が魅力的に感じてしまうようですね。
しかし、苦しさや辛さ(に感じられること)ほど、奇跡の源に仕込まれていたりします。
一度でも奇跡の真意を実感すると、もはや魔法は魅力的には思えないでしょう。
「本物のワインを味わってしまったら、それ以外は飲みたくなくなるだろう」という話があります。
ただ「Cheap wine(安っぽい、偽物のワイン)を飲み続けていると、味がわからなくなる」という続きがあります。
ちなみに、今どきキャッチーに「魔法使い」「ミラクルを起こす人」と称する方々や、ビジネスや商戦での商品・サービスについて、このコラム内容と魔法・ミラクルの真意が合致しているかは、ケースバイケースかと思われます。
そのあたりの見極めは、ご自身の感覚、直感を信じてこそ、ミラクルの源と相通じ流でしょう!
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