「どうも魂がスッキリしないんですけど」とおっしゃるNさん。
少々年末大そうじを語るには早い気もいたしますが、Nさんがクリアランスセラピー2016でサッパリしたいテーマは、
「自分の本心と相反するようなことを選ぼうしているときがあったり」
「こうした方がうまくゆくからという理由で選ぼうとしていて、それが本当にやりたい、ワクワク楽しいことでもないんです」
「以前はもっと気ままにやれていたことが、最近は結果や先のことにこだわっていて、本当にそうしたいかわからなくなっているし」
「今さら私を褒めたり、怒ったりする人はいないのに、漠然とまわりからうまくやっているように、というかハッピーそうに振舞っているというか・・・」
セッションの最初に話してくださっただけでも、Nさんはだいぶ楽になったようです。
まわりに評価されたり、例えば、幸せや成功などを証明することを目標としている方々は、このようなNさんの感じていらっしゃることは、問題にならないものです。
目標のタイプや設定、短期間に結果を出すようなゴールの場合は、それで一時的にうまくいくことがあります。
しかし、習得や成長に価値を求める目標の場合は、Nさんの感じるストレスは魂(本質)と葛藤を起こすことになります。
なぜなら、この人生を魂・本質から活きることを求めるなら、学びや成長があってこそ、喜びや満足感・魂の幸福に通じます。
(魂=意識の目的は、魂=意識の拡張です。宇宙が広がっている説も然り)
まわりからの結果や評価は、外野の声のようなもので、その魂が共鳴するなら喜びと言えるでしょう。
Nさんが「どうも魂がスッキリしない」というのは、いわゆるエゴ(自我)の声が勝ってしまっているとき。
エゴの声が勝つ時は、未熟な魂が優位な時や、まわりの声や環境からの影響もありますが、結局は「みんな・あらゆるモノと繋がっている」要なことを忘れてしまっている時ですね。
すると、イキイキ活きるのが難しくなっていきます。
自我で無理をしなければなりませんので、色々大変になります。修行や鍛錬とは異なる、ストレス性の大変さですね。
Mさんは、自分の進みたい道がありながら、両親や身内からの期待と説得により、病院を継ぐことになりました。医学部へ進み、実家の病院では次期院長の立場にあります。
Mさんがご相談にいらした理由は、他人には言えない秘密の習慣にハマっていること。そこで癒されたり、ストレスを発散したり、快適である反面、それを誰にも言えない状況です。
透視で拝見すると、高校生のMさんが魔女に「自分の魂を渡している」画像が視えました。
おとぎ話のようなシーンですが、その魔女は「お前の魂を渡してくれたら、だいたいの望みは叶えてあげるよ」と言い、Mさんは承諾しました。
この画像(メタファ)をお伝えしましたが、この時のMさんは魂がボンヤリした常態なのか、顕在意識にはさして響いていないようでした(苦笑)
相手が魔法使いだけに・・・魂を醒ますには、今後に愛や感性に響く経験があってこそ解けるようでした。
魂の駆け引きをすると、自分のことが自分でよくわからなくなります。自分が決めてよいことや、自分しかわからない・決めようがないことを尋ねまわるようなことになります。
ちなみに、魂の駆け引きをすると、魂がなくなるわけではなく、スイッチオフのような常態です。所詮はワンネスですから、それも大きな魂(精神宇宙・ワンネス)に内在しています。