人生通算3度目の富士山、山頂まで登って参りました。
お鉢巡りまでコンプリートさせていただきましたよ!
今回は、女子(レディス)13名御一行です。
5合目のレストハウス側には、小御嶽神社があります。小雨なのでレインウェアは最初から着込んで。
でも、山に着けば、降ったり止んだりは当たり前・・・と、誰も雨天中止は疑いません。
富士山5合目で1時間余り、昼食をとったり、山装備をして、標高に慣れます。
ちなみに、私はトレッキングシューズは現地でレンタルしますが、今回は偶然の紫コーデ。自動的に「注文念動力」が働いたのでしょうか(笑)
時間があるので、5合目を少々ご紹介。小御嶽神社。
こちらで、みんなの登山の無事と願わくば御来光を祈願・・・なんか行ける気がする?!
5合目で、すでに分厚い雲の上。雲にスプレーをかけると、ふわふわ乗って遊べるドラえもんの道具を思い出す・・・
山側は、きれいな樹木の景観。
5合目11℃・・・山頂は1℃らしい〜
実際、天候によって、山頂まで必ずしも登れないことが多いそうです。特に今年の富士山は気温が上がらず、前日の山頂は雪がチラチラ、雹も降ったそうです(ガイドさん談)。
ということは、ガイドさんは、毎日登っているんですよね
ガイドさんのかけ声で、いざ出発。今年から任意で、入山料1000円を受け付けていました。
「よろしくお願いしま〜す」
「じゃぁ、みなさん元気に山頂を目指しましょう!」
『オォーッ!』←一応、やらされますが、気合は大事
下山できないときは、最悪8合目まで、お馬さんは向かえにきてくれるそうです
しかし、6合目近くで御代は12,000円、8合目は300,000円!とか。何があっても歩きます!
「安全な山道では、おしゃべりは深呼吸になる」とのこと。大阪から前泊のOさん、横浜のYさんと、ワイワイ話しながら登っていきました。ちなみに、列の後ろでくだらない話をしていると、前方の人たちには丸聞こえです(笑)
楽しいと元気に登れまーす!
登りながら、こまめに水分補給と小腹を満たし、ガイドさんの説明を聞く私たち。
今回のガイドさんは、体力の弱い人たちを優先に安全誘導してくれました。しかし、ちゃんと聞いていないと、怒られる人続出(笑)
他のガイドさんや、ツアーで登っている人たちにも激が飛んでいました。
そう、富士山は甘い山じゃないからですね。山登りのウンチクはためになりました。
登山者には当たり前なのでしょうが、8合目ー山頂に向けては、一歩いくごとにしっかり呼吸すること。岩は小幅で上がること。このことは知っていたのですが、今回は一歩一歩、丁寧に深呼吸を意識したおかげで、足がしっかり上がりました。
富士登山をすると、約4000kcalも消費するそうですよ。フルマラソンの2倍とは!でも頻繁に、燃料補給するので、痩せる場合じゃないと思いますが(笑)
今は、ゼリー状の栄養食が一番早く燃料に変わるし、歩きながら補食できるのでおススメです。おにぎりやご飯ものは、燃料化に2、3時間かかるので、登山前がよいみたい。みんなは、地上では高カロリーのスニッカーズやチョコレートが人気。あと、酸素のサプリ(錠剤)持参の人もいます。
5合目から順調に歩き、7−8合目を見上げると、山小屋が数件見えます。
小雨が降ったり止んだりしましたが、晴れていないおかげで、体の消耗が抑えられました。風もほとんどなくたまにそよ風が吹いて、汗を飛ばしてくれました。
そうこう進むうちに(7合目は岩が多く、8合目からまた砂になる)、西の夕日の光が見えてきました。明日は、御来光期待できるかも?!
雲の合間に、山中湖がみえます。
12時に5合目を出発して、5時50分に今夜の山小屋・白雲荘に到着。
山小屋の方たちは、重たい靴を受けとってくれたりと、何かと親切です。
山小屋の定番、カレーとハンバーグ。ココにくると、何でも本当に美味しいです。ちょっと塩味が濃いめ。
お水は貴重なので、美味しい緑茶は1杯だけ。
8合目あたりでは、500mlのペットボトル水は400-500円。
カップ麺も400円が相場(山頂は500-600円)。
水といえば、おトイレ。バイオトイレでどこもきれいですが、6合目以降は200円。
歯磨きも水不足のため。
私はマウスウォッシュを持参しています。
山小屋の前は珍しく広場になっています。まだ薄明るいですが、6時半におやすみなさい
残念ながら、ひとりは7合目で辛くなってしまい、登頂を断念。でも体と相談して無理をしないのが、何より勇気がいり大切なことだそうです!
私は、去年の教訓から、寝るときに小さな枕の上に、ホッカイロを置いて、頭部や肩を温めて寝ました。
こうすると、目覚めたときに、頭が痛くなるという高山病の予防になると思います。
寝ている間に、自分の呼吸が深くなり、気圧の変化をサポートしてくれるような気がしますよ。
続きは、目覚めてから・・・「今年も富士山登頂!その2」