クリスマスから年末にかけて、いよいよ年の瀬を実感しつつある1週間になりそうですね。

例年のことながら、志麻ヒプノも一年の橋渡しとなるセッションが多くなります。

 

イヤーリーディングのほかに、今年2019年の課題をクリアにしたいとか、年末の不調を乗り越えたいといった「おおごとじゃなくて、気になること」をご相談される方々とは、日々飛び込み電話・スカイプセッションでお話しています。

 

さきほど、「おおごとじゃなくて・・・」と書きましたとおり、対面でも電話でもクライアントさんのご相談の入り方の口癖・・・日頃の会話でもおそらくそうなのでしょうが・・・について、言葉から意識的に潜在意識を正す方法を書いてみたいと思います。

 

 

最近、家族の転職がとんとん拍子に動きだしたKさん。

 

「ほぼ、自然に任せていけばいいと思うのですが、家族の仕事が変われば、私や子供たちの生活も変わるだろうし、予め注意しておいたほうがいいことがあれば。おおごとではなくて、気になる程度なんですが」

 

電話カウンセリングは、手軽さもあり、気になり始めると非現実的な思考パターンのままご予約する可能性があるので、要注意ですが(笑)ご相談がずれているときは、ご指摘させていただきますのでご安心ください。

 

さて、Kさんがお話をしてくださるなかで、会話の出だしが、

 

「・・・じゃなくて、・・・なんです」

「・・・とは違って、・・・っぽいです」

「・・・みたいことはなくて、・・・に近いというか」

 

といった特徴があります。

内容よりも言葉の使い方、文章パターンのほうにご相談のヒントがありそうです。

 

どうやら、いろいろなことに対して、今現状のことであれ、将来を予測したことであれ、何らかの間違い探しをする思考が働いているようでした。

 

Kさんは、クライアントさん歴が長い方ですが、近年まで立て続けに試練が起こり、ようやくひと段落ついたところです。

 

その経緯もあり、常々「なにか問題はないかしら」「問題になったらどうしよう」という観点で経験を組み立てており、いつものと違うかもしれない変化に対して、警戒する姿勢になってしまったようです。

 

また、世間のニュースや情報も、問題提起する論点から解釈しがちですから、「あらかじめ備えなければ」と身構えがち。

「単純に行動してみる意欲」をそいでいるようです。

 

そんな意識と思考パターンもあり、

 

Kさん「最近は、今までとなんか違って、以前ならやろうと思ったらすぐできたことを、やろうという気が起こらないんです」

 

という現象を感じていました。

 

そうさせているモノについて、お電話越しで簡単なセラピーを行いました。

そのときに感じている象徴物を表現してもらうのですが、見たり感じていているイメージについても

 

「重たそうに見えてそれほど重たくはなく」

「真っ黒ではないのだけどグレーが濃くなったりして」・・・・

 

など、見たまま、感じたままをストレートに言葉で表現しないパターンが続きました。

 

ところで、

対面のセッションでコーチングワークをしてみると、体験や感覚を言語化するときに遠回りをするクライアントさんはいらっしゃいます。

 

ライフコーチング2020では、前半に現状の妨げている障害について潜在意識で捉えてもらいますが、

 

「古くて伝統があるとかじゃなくて・・・粗末な安っぽい感じの扉があります」

「メルヘンチックじゃないけど、甘い感じのハートが見えます」

 

などなど、最後まで聞かないと、わからない(笑)といった表現をなさる方々が結構いらっしゃいます。

 

だいたいご自身でも葛藤や混乱、もどかしさを感じていらっしゃり、

”それほど困っているわけじゃないけど、このままではいけない”と感じている、

曖昧糢糊ななかにいらっしゃるケースが多いです。

 

ちなみに、コーチングセッションでは、私は誘導内容をメモ書きしていますので、最後まで何をおっしゃるのか?!待つ必要があるのです(笑)

 

 

さて、セッションでなくても、自分自身の話し方、表現の仕方から、思考パターン、行動パターンを簡単に見つけることができるでしょう。

 

作家や詩人のように、プロセスに旨味があるなら表現者として歓迎ですが・・・

もし、行動や思考の妨げや空回りになっているとしたら?

言い方、伝え方、表現を表に出す前に、さっと組み立て直してみましょう。

ものの数秒かからないはずです。

 

もっとも、心理カウンセリングのように、プロセスや間の感覚・感情を出すことを重んじるときには、

 

あぁなって、こうなって、そう思って、やっぱり違って・・・・・

 

という追従もありです。

しかし、それもやりすぎると、もどかしさやイライラから当のご本人が疲れますし(紆余曲折で消耗する)、多少のトランス下にありながら堂々巡りを話し続けると、無意識は混沌とした状態を反復体験する可能性があります。

 

あとは、身体、メンタル(思考・心)、魂(人生)が疲れていると、すっと的確に物事が出てこなくなります。言葉であれ、現象であれ・・・

 

・・・じゃなくて

・・・じゃないんだよなぁ

 

そんなときは、しっかり休んで(寝んで)、クリアになりましょう!

 

 

2020lifecoach

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