お盆であるためか、夏季休業中の職場や商店が多いせいか、世の中の氣が閑かであるぶん、何かしら「目醒め」が起こりやすいようです。
先ほど、タイムトラベルセラピー®「魂の夏旅」の中で「魂の再会」のテーマを体験なさったNさん。
けしてオカルトではなく(笑)霊的な再会は、潜在意識の中で安全に自然に起こすことが可能です。
Nさん自身と、再会する意識に合う方のタイミング次第ですから、双方が望まない場合は起こりません。
Nさん「母かと思ったら、伯母です。自分の母よりも本当の母みたいに慕ってて、とってもかわいがってくれたんです・・」
生前からお互いに信頼してあっていた関係であったのか、自然に対話は進んでいきました。
Nさん自身に伯母様との対話はお任せしましたが
Nさん「なんだか少し伯母が、うつむいている感じがするんです」
このような体験下で気づくことは、キーポイントが潜んでい可能性があります。
そこで、
「何か癒しや許しが必要な様子ですか?伯母様に尋ねてみましょうか?」と促し・・・
Nさん「伯母が横を向いてうっすら泣いている?!」
その事情を尋ねてもらい、癒しか許しの背景を解いていくと
Nさん「わたしが(Nさん自身)母とあまり仲がよくなかったのは、私(伯母様)のせいだって」
どうやら、伯母様から何気なく聞いていたお母様についてのエピソードや態度から、Nさんは無意識に伯母様を慕う一方で、ご自分のお母様を嫌うような思い出ばかりがあったそうです。
Nさんと伯母様のやりとりや、ほかの「夏旅」を進め、セッションのあとのフィードバックでお話を伺うと
Nさん「伯母から話を聞いてびっくりした部分と、あぁ、それ知ってたと感じる部分があるんです。
伯母は本当にコントロールしてたんでしょうか。
それとも私の思い込み?」
どちらもそのとおりに感じられますが、煎じ詰めれば、Nさんご自身が好ましいようにお感じになれば宜しいのかもしれません。
もし、Nさんの心の基準が、絶対的な真実を求めるものであったなら、伯母様はこのような対話にもっていかなかったかもしれません。
つまり、歳月の経過やこれまでのNさん自身の経験により、然るべき気づきが起こったタイミングを表しています。
そう、伯母様がコントロールしていたかどうかが論点ではありません。
今までよりNさん自身の認識が広がり、お母様や伯母様に対して(どういうカタチであれ)自律が起こっている、という具合です。
通常の会話をするような意識では、Nさんは、しばらく伯母様とお母様のことについて葛藤に似た考えを持つかもしれません。
しかし、無意識(潜在意識)は、さまざまな部分でNさんに過去の観念や親子、親戚関係のエピソードから解放するようなことを起こしていくでしょう。
そのことにNさん自身が先々お気づきになるかどうかは別として。
妙なもので、何かしらの、支配や作為/無作為なコントロールを受けているときは、そのことに気づかなかったり、むしろそれが快適であったり、はたまた気づいていても結局そこが安全であったり、といった具合になります。
いつの間にか時がきて、自律し、解放されるときには、支配的なコントロールから自由になる力が備わっています。
Nさんの体験を綴っているところで、春頃にセッションにいらしたMさんから近況のメッセージがありました。
日々の生活や仕事関係では、どんどん片付けが捗るにつれて、今更ながらご自身のお母様との見えなかった関係が明らかになった、とのこと。
自分では「自由に生きている自由人」であるとか、
母親(または父親など親族)からの影響だと思い込んでいたことと的外れなところに、コントロールの土壌を見つけると、
なかなかショッキングな気づきとなります。
特に、その関係によって、強く守られてきており、概ね肯定的な影響も受けている場合は多いのですが。
Mさん「ずっと自分自身の人生を歩んでいたつもりだったのですが…色々な想いが駆け巡り、混乱の極みでした!」
この自律のサインから、少し時間は要するものです・・・・
Mさん「(それから後日)・・
神棚の前で、おそれる事無く、しなやかに私の道を歩いて行くよう言って頂きました」
と自動的に次の心の段階に進まれたようですね。
人によっては、会社や仕事からのコントロールから自律?!という場合もあるかもしれません。
民族や文化的なコントロールを受けているなら、世代にわたり自律に向けて相応の力を養っていくことになるでしょう。
物理的な力をつける以前に、土台となるのは「意識の目醒め」といった力ありきでしょうね。
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