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COLUMN

いじめや孤立のパターンから抜けだす

サイキックQ&Aです。

 

今回はckさんからのご質問です。

ありがとうございます。

メンタル系のお悩みですが、大人になって過去を振り返ると、ckさんのような方はいらっしゃると思います。

 

 

【ご質問】


いつもコラムを楽しみに拝読しております。


現在アラフィフの私ですが、子供時代から現在まで人間関係のトラブルが絶えません。


保育園ではクラスメートとケンカが多く、

小学校ではいじめられ、

中学、高校、短大の時は孤立し、

職場では先輩に厳しく指導され、また周囲から孤立しました。

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自分ではなんとか馴染もうと毎回努力するのですが失敗して孤立するという同じパターンにはまります。

常に孤独感にさいなまれています。

この原因はなんなのでしょうか?私の性格が未熟なのでしょうか?

 

まず、原因から探っていきましょう。

 

ckさんのように、子供時代からいじめや、いじめによって孤立、孤独感がある場合、一番関係がある場所は育った家、家族関係です。

しかし、ほかのごきょうだいも同じような目に合うとは限りません。

ほかの要因のコンビネーションや、同じきょうだいでも、時期や家族内での役割が異なりますから。

 

今回は、ありがちな家や家族関係の中にある5つの要素を挙げます。

 

(1)秘密 

言いたいことが言えない、という秘密。

家の中の大人が秘密、隠し事、子供たちを守ろうとして内緒にしている、家の外では明かせない事情がある、などです。

 

子供のほうは、秘密の匂いを感じることは多く、知っていて知らないふりをしたり、無意識で察して(5)にある「閉塞感・圧迫感」を抱くこともあるでしょう。

このような秘密を身近な家庭の中で経験し、学校や外に出ると、その取り巻く空気に周囲が反応していじめなどに繋がることがあります。

 

(2)暗い 

 

住んでいる場所(土地)、家の中、家族の雰囲気などが、暗かったり、湿った感じである。

その感覚を学校や公の場でも発するため、ソコに反応したいじめっ子が対象として見つけることがあります。

 

いじめられたり、仲間はずれにされると、余計に引きこもって暗くなりますので悪循環ですね。

 

このような暗さに反応していじめる側は、表向きは明るく、強く振舞っていても、陰に暗さを抱えています。

だから、暗さに不快感を感じ、否定したくなります(イジメ)。

 

(3)否定 

 

あれこれをやってはいけないという否定、あれこれやってはいけないことをやるなら存在を否定する「あなたはダメな子」といったものです。

 

常々否定されていると、自分の存在に対して否定的になります。

自己否定をしているので、周りも否定してきます。

 

本当はいじめられておらず、単純にからかったり戯れてきているだけなのに、いじめられたと受け取ってしまう可能性は大です。

 

いじめられていると感じはじめると、余計にいじめられっ子として振る舞い、仲間から外されたような態度を取り、時の経過とともに、それが現実になります。

 

子供でも、大人でも、自分を肯定している人は、いじめられたり皮肉を言われたり、今どき炎上しても、そのままを受け取らず、それなりに乗り越えるようです。

 

(4)暴力・横暴 

 

体罰の暴力もあれば、戦後以降は、体への暴力より言葉や、言葉の意味合いによるコントロールや支配が多いようです。

 

ダブルバインドといって、「好きにしていい」と言葉では言いながら、

暗に「こうしないとダメですよ」というメッセージを含んで支配することも、子供は気が付いています。

 

昔から、いじめっ子はいじめられた経験があると言いますね。

いじめられた経験とは、秘密、暗さ、否定、(5)の閉塞・圧迫感など、含みます。

 

だいぶ日本は社会的に平等主義になって久しいですが、

それでも、自分の親、祖父母の世代のもっている地域や属性に対する民衆的な差別が、飛び石的に子孫のいじめにつながることもあるようです。

 

(5)閉塞感・圧迫感 

 

家や家族にある当時の事情から、落ち着かず緊張感があったり、閉塞的な関係や圧迫感の雰囲気があると、いわゆる「ストレス」になります。

そのストレスは、子供の負荷になり、明るくなれない、弱いなどといういじめられやすい要因になりがちです。

 

というわけで、

原因とおぼしきことを挙げましたが、大人になってみると、いくつかはご参考になるかと思います。

 

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一方、幸いな傾向として、子供の頃にいじめられた、ひとりぼっちだった、という過去を持っており、後々大成した人物は少なくありません。

 

辛かったり、特殊な事情が、むしろパワーや糧になったり、独自のユニークな道に通じることがあります。

おうおうにして、たった一人でも、一言でも、自分の味方や理解をしてくれた状況がある場合が多いですね。

 

 

ところで、大人になってからのいじめや孤立には、もう少し深い意味に通じている可能性があります。

ただし、いじめや孤立にばかりエネルギーを取られず、考え方や行動を変えることに気がつけば、ですね。

 

 

(1)いじめられる状況や相手と関わる必要がない。

 

そういう状況に止まることで、自分が自分をいじめているかもしれませんね。

無意識にそうすることで、深層部にあるMを満たしているケースもあります。

 

(2)内在している力や自分らしさを発揮できないところにいる。

 

場違いの力や個性なのですから、それを教えてくれているのです。

 

抑えて我慢している状況に対して、周りが孤立のような状況を作って教えているのでしょう。

 

(3)おまけ

 

視野が狭く思い込みの強いことに気づいていない人は、自分が周りを遠ざけているのに、周りから孤立している、と言うことがありますね。

 

たまに、にわかスピリチュアル、精神世界に逃避する方のなかに目撃します。

霊的に、またはサイキック領域でいじめられると、念や呪文が飛んできたり、シールドで孤立やブロックされた、といった具合になる・・・?!

 

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もとへ・・・

 

いじめや孤立のパターンから抜け出すには、

明るく、ご自分にも周りにも、正直に、誠実であること、心身の健康をめざす、といったところでしょうか。

 

ニコ ckさんの当時の状況によりますが、今、何かに我慢されたり、不自由を感じていると、過去のいじめや孤独だったエピソードに入りこむというパターンになりそうです。

すると、ご自分でご自分を孤立させますので、そのあたりは留意されるとよいと感じました。

 

ご参考になれば幸いです。

 

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