3月3日(日)初めての東京マラソンに出走しました!
抽選倍率12.5倍と聞いていますが、2回目で当選したのはかなりラッキーかもしれません。
さて、当日は天気予報どおり(こちらも当たり)あいにくの雨。
気温は低めと予測できましたので、ファイントラックを2枚重ね着し、ホットジェルを足や首回りにも塗って肌の暖を保つことに。
ファイントラックとの出会いは、マラソンの練習を始めた2016年10月。
冬用と春〜秋用があり、今日は冬物+ノースリーブのインナー版ファイントラックを下に着ました。
スタートまでの運営は非常に整然としており、ゲートごとにナンバーが分けられているので、まったく混乱を感じませんでした。
都庁前あたりの西新宿地下道を通過し、地上に出るあたりでセキュリティチェック。
空港の手荷物検査、チェックインと同様、ペットボトルなどの飲料やスプレー缶入りのもの(100mlまでOK)は没収。
ランナーたちも金属探知機を通過し、検査済みの手荷物を受け取りました。
すでに雨〜
ほかの都市型大会と同様、手荷物を指定トラックに預け、ゼッケンのスタート地点に並びます。
なんとなく雨のせいか、開会式は低空飛行ながら、都知事と日本陸連会長のご挨拶、招待選手の紹介、君が代斉唱などが進みます。
そびえる都庁の上空を中継ヘリコプターが数機飛んでいますね。
9:05 車椅子競技がスタート!
9:10 ランナー on you mark!!
号砲を聞くと復活するランナーたち。
私のGブロックはスタート地点まで10分かかりました。
スタートすると、これまで雨でしょんぼり気味だったテンションが急に上がりました!
アドレナリンが出るのでしょうか?
都庁前から新宿ー歌舞伎町へ一気に下り、その先は飯田橋、四谷など総武線沿いのコースです。
電車を利用するより、走るほうが、なぜか感覚的に早い感じがします。
沿道の声援は、ほぼずっと続きますが、エリアによって声援の内容が変わりのも面白いです。
神田を抜けて日本橋を一部通り、新大橋通りへ入ります。
このあたりは、志麻ヒプノが「水天宮前」駅最寄に事務所があった時代を思い出し、懐かしかったです。
浜町、明治座前を通過し、浅草方面へ。
その途中で、早くも先頭集団の折り返しとすれ違い、異様なスピードを浴びました!
異次元な走りです!
両国手前あたりからスカイツリーが見えます。
やがて雷門を目視。浅草を終えると清澄白河、門前仲町へ向かいます。
このあたりは一般の方も応援に加わり、傘を片手に声をかけたりハイタッチをして元気をくださいます。
私もここでラン友さんが応援に来てくれているのを発見!
自分のあだ名を書いたボードにふさふさをつけて目立つようにしてくれたのですね〜
一瞬だけ沿道に行き、「わぁー!きゃー!がんばって!」などの会話を交わし、再びコースに戻りました。
応援に行ったよ、という友人や、マラソンボランティアをしている友人は見つけられず残念。
門前仲町を折り返し、再び両国方面へ戻り、日本橋から銀座中央通りに入ります。
目抜き通りの銀座は、走るとあっという間でした。
1丁目から4丁目交差点までですから。
和光の角を曲がり、
こちらは前日の撮影。なんという晴天!
日比谷通りへ。
品川に向けて、ひたすら走ります。
多少のアップダウンはあります、それほど足にこないレベルです。
少し道が曲がったように見えるのですが、東京タワー、増上寺など観光メッカがコースです。
泉岳寺駅を通過したのも記憶があります。
品川手前でくるっと折り返し、再び日比谷を目指して走ります。
35kmあたりで、風船をつけたペーサーさんたちを発見!
「いける、いける!がんばって!」というパワーギッシュな声に引きずられ、いえ、ここは引っ張っていただくことに決定。
給水もほぼ通過し、39kmあたりで
「ここが東京マラソン最後の給水ですよ!」
記念に?一口飲んで、丸の内仲通りにつなげることにしました。
ここまでくると、辛くても「もう終わっちゃう」という感覚になります。
ほかの大会でも30kあたりで緩慢になるか、足が重たくなるわりに、ラストは名残惜しくなります。
名残惜しくなる最後の2,3kmは、2週間前の京都マラソンと同じく、今日一番のスピードを出し尽くして、東京駅へ。
今日の大会で、水たまり避けにもすっかり熟練していますから、足元さばきも良好。
ペーサさんたちの「もう追い越していって、そのままフィニッシュしてください!」という声を背に、
そして、東京駅を背にして走り、フィニッシュゴール!
いつもはあまり追わないのですが、今回はペーサーさんたちの貴重な役割に感謝するばかりです。
振り返ると同じくらいのタイムのランナーさんたちも走り切ってゴール。
手がかじかむ中、直後を写真撮影しながら、進行方向へ歩いていきます。
いつも練習で見慣れた皇居の景色にホッ。
フィニッシャータオルとメダルをかけていただき。
ゴールを背景に記念撮影。
水、ポカリスエット、ランチパック、乳酸菌飲料、強炭酸ゼロビールなどを受け取り。
そして、ここから今日一番の寒さを味わいつつ・・・
大手町の荷物受取場まで800mくらい歩いて、温かいビル内の更衣室に到着!
個人的にはここまで雨が降りっぱなしだった大会は初めてでしたが、走りにくいことは除き、東京マラソンならではの東京らしさを満喫できて本当に愉しかったです。
ふだん知っている東京をこんなふうに、しかも38,000人のランナーと走り抜けることはそうそうないですから。
シックスメジャーの1つとして、世界中からランナーが訪れる国際色も大変魅力だと思います。
あらためて、2016年10月からマラソンの練習を始めて、約2年半を振り返ると、ランニングからの好影響は計り知れません。
作家さんやプロ・セミプロランナーさんは別格として、私には言葉に置き換えることができない楽しさや難しさが満載です。
ということで感謝とリスペクトの想いを込めて・・・
ありがとう東京マラソン2019
P.S. 山中教授も京都マラソン→東京マラソンに出走されたとニュースで知りました。京都MでPBを更新され、東京Mも3.5切りと速いのですね。
私は東京Mのほうが3分ほど早かったですが(笑)
P.S.2 てるてる坊主は、雨が降ったので顔を描かずに処します
(ちなみに晴れた場合は顔を描いてお酒をかけて処します)