春になったら・・・
新しい年だから・・・
そろそろ・・・
新しいことを始めたい。
「何かはハッキリわからないけれど、何かやりたいことをやりたい。何をやったら向いていますか?」
こういうご相談は、実は、通年あります。
別に「何かをやらなければ」「始めなければいけないと」などと、誰かが指示してはいないのですが、ご本人は、このままでは生き甲斐を感じず、周りに好きなことをやって充実している人たちを目にすると、焦りが出るようです。
新しく始める”究極”のコツなどと、究極を軽々しく使いましたが、これは普遍的に人生の何時においても、性別や年齢に限らず共通しているエッセンスだからです。
ここで2つのパターンに分けますが、
- 「新しいことを始めたいが、いつまでも始められない」
- 「何かをやり始めたいけれど、何が向いているのかわからない」
どちらかに当てはまるような状況でしょうか?
ご自身や、周りのそのようなことを言っている人がいたら、観察(内観)してみましょう。
観察、内観をしていただく間に、Nさんのケースをご紹介したいと思います。
個人セッションの中で、部分的にタイムトラベルセラピー®のパラダイムシフトの誘導を体験していただき・・・
「今、現状の○○○について、パラダイムを動かすとしたら?」と誘導を進めていきました。
Nさんは潜在意識下で
「前に進もうとすると、同じところに戻ってくる・・・一生懸命変えようとするほど、後ろから掃除機に吸われるように引き戻される感覚がある・・・」
という一幕がありました。
いろいろセッションを進めていくと
「(後ろから引き戻そうとする)○○○(Nさんにとって特定の人物)を終わりにすること」
に気づかれました。
○○○そのものというより、終わろうとはしていないNさん自身のあり方に課題があるのですね。
「新しいことを始めたいが、いつまでも始められない」
これは、何かを終わりにすると、新しいことを始めるスペースができます。
スペースだけでなく、終わりにしていないことにまつわる様々な連鎖から解放されます。
「終わろうとしているのに、状況が終わらせてくれない」とすれば、様々な連鎖のほうに見直しが必要です。
たとえば、何かが終わったとき、まったく予想外に、習慣、食生活、人間関係、行動パターン、などなども変わることがありますね。
「何かをやり始めたいけれど、何が向いているのかわからない」
こちらの発言も、ご本人があまり意識していないような「終わり」を見つけ放れることで、これをやってみようかな、といった好奇心やきっかけと出会いやすくなります。
ちなみに、「終わりたいのに終わらない」というお声もしばしば伺います。
「こんな仕事は終わりにしたい!」
「こんな場所にいたくない」
「腐れ縁を終わりたい」
新しいことを迎えるための「終わり」は、カタをつけようとする「終わり」や逃げるような「終わり」ではありません。
そのやり方でも、まぁ頑張れますが、余計なパワーを費やします。
十分にやりきった!卒業だ!という質の「終わり」は新しい方向へと導くものです。
それはご本人が納得しているからですね。
さて、そろそろ春本番が近づいていますが、
あなたが「終わり」を迎えることは?
卒業ややりきった!と言える「終わり」はなんでしょう?
ふっと「自分が『終わり』にするのはこれだ!」と思い浮かんだ方は、コメントに書いてくださってもOKです。
「始まり」への自己宣言になります。
パラダイムシフトに関連し、
個人セッション