「成功したい!」という理由で始めることは、成功するハードルを非常に高くします。
つまり、成功しにくくなります。
理由は、2つあります。
① ハードルが高すぎて越えられない。
② 間違ったハードルを越えようとしている。
昨今の時流では、たとえば「ビジネスや仕事で成功したい」などがわかりやすい例でしょうか。
夢、目標、生きがいとなり得ることで「成功したい!」ところから一歩を発進したり、
最初は純粋に潜在的な成功の道を歩んでいたものの、周囲の風に乗って「成功したい!」と思いはじめ、道を逸れたり、高いハードルを構えたりします。
特に、世の中が漠然と抱いている「成功の証」「成功の象徴」を目指し、追いかけはじめると、本来注ぐ努力やエネルギーは異なる次元に注いでしまいます。
また、「成功の証」「成功の象徴」に関心を向けさせ、志や生きる愉しさの本質の目曇らせるような情報は多々流れているようです。
「成功の証」「成功の象徴」を追うことはわるいことではありません。
しかし、その次元のパラダイムでうまくいったように思えても(幸い、長くはうまくいかないのですが)常々、他人を喜ばせ続けたり、他人の目を惹きつけ続けなければなりません。
どんな分野にも共通する「真の成功」というものが在るとして、そこに至るハードルを下げ、かつ、正確なハードルを越えるなら?
(ハードル=やはり試練や努力は要ります)
「成功の証」「成功の象徴」を目指さないことです。
たとえば、それらは数字で示させることが多いのですが、年収、順位、数を示すような比較や評価などです。
それらを結果的に成した方々は、もちろん途中には経緯や葛藤はあったでしょうが「真の成功」に至るものを掴んでいらっしゃるはずです。
新しく大きなビジネスを立ち上げたいと、精力的に活動圏を広げているNさん。
「いろいろとアイディアも湧いてくるし、いいなと思える話はどんどん進みます。
出資先も有望ですし、どれもカタチになりそうです。
しかし、どれから始めていくか?
贅沢というかありがたいですが。
やはり○○○のような○○億は目指して成功したいので・・・」
Nさんはけっして守銭奴ではありません(念の為)。
ただ、ご自身の成功の証、やりがいの証として大きな数字を挙げていらっしゃいます。
「何か発想の次元が広がれば・・・・」とNさん。
Nさんにおけるビジネスのパラダイムを調整していく誘導を進めると・・・
「成功が壁!」
言葉が浮かんだのか、どこか上から降りてきたかのようでした。
「はぁ、成功が壁ね」
もう一回、確認されながら、
「この壁ね、なくなると、決断が早いし、いろいろすぐわかる、決められるねー」
とのこと。
成功を目指すことが、ストレスになっていたのかもしれません。
↑昨今、病院でもどこでも使われる、比較的便利な言葉になっています(笑)
さて、そろそろ本コラムをまとめまして。
さまざまな「真の成功に至るもの」の中から代表的な3つを挙げるなら、
1 楽しむ(愉しむ)
2 完全集中・没頭
3 自分らしさ(自分だから、自分として、など)
ですね。
いや、運でしょう?
人脈でしょう?
才能あってこそ!
金じゃ!
much more
いえいえ、それらは後付けについてきます。
真の成功に至るところで、才能を開花させます。
真の成功のところに、それをかぎつけた?運、人、金 などが集まります。
皆さまの周りで、はたから見て成功している人たちを観察するなら、いずれかの要素をお持ちかと思いますがいかがでしょう。
結局、成功かどうかは、外野が勝手に?判断します。
自分が「真の成功に至るもの」を何か抱いていなければ、外野の判断や批判に振り回されたり、苦しくなるでしょう。
「真の成功に至るもの」を持っているなら、どんな判断や批判も応援や厳しい励ましに変換できるものです。
魂・精神的にも、ご自身が納得するところで活きる人生は、きっと本質的に幸せな人生ベスト3に入ります!
神(創造主)レベルの成功があるとしたら、時の社会の基準、地球における成功を目指すことは2時間ドラマの10分に満たないかもしれません(笑)
そういう意味での成功のパラダイムです