セラピーやカウンセリングは、「問題」「トラブル」などが発生しているときに受けるクライアントさんが多いですね。
より長期的に人生の問題、生活や習慣の課題を抱えており、いざ取り組む決意をしたなら、コーチングを受けたります。
情報やイベント(出来事)が増加する社会ほど、問題やトラブルも増していくように感じるでしょう。
問題やトラブルが起こったとき、なぜそう感じるか?というと、自分にはどうしようもない、為すスベがないと感じるためです。
常々、みなさまの問題発言(「問題がある!」という発言)をまとめて、解き方や構造を少々説明してみようと思います。
まず、問題やトラブルに対するアプローチ(向き合い方・取り組み方)には大きく分けて3つのステージがあります。
ほかにもありそうですが、当座思い当たるところ、3つをご紹介しましょう。
1)問題やトラブルに直面していて、困っている。
2)問題やトラブルを違う側面からアプローチする。
3)他者や周囲の問題やトラブルに、積極的に協力する、または助ける。
今、もし、ちょうど「問題」「トラブル」があるようなら、あなたはどのようにソレについて関わっているでしょう?
特にご自身においてなければ、身近なところを見渡し、「問題「トラブル」に関わっている人たちを見つけてみましょう。
1)問題やトラブルに直面していて、困っている。
無意識に、習慣的に、人生は問題やトラブルに溢れている!と思っている人は少なくないかもしれません。
特にメディアを通して、映像やサウンドと共に、そのような切り口の情報が多く入ってきます。
問題やトラブルとして、さまざまな出来事を受け止めていると、人生はあらゆる問題やトラブルで満たされていきます。
ひとつ解決したり、妥協しても、またまた次の問題が発生する日々になっていきます。
問題がないと、なんだか落ちつかず、他人や世の中のアラ探しをし始めるかもしれませんね。
多くの人には気にならないようなことにも、自分には重大な問題や、将来の問題に通じるように想像したりします。
すると、我が身にも、ますます問題やトラブルが起こります。
この特徴は、問題やトラブルに対して、自分が受け身であります。
だから、外界からさまざまな影響をランダムに受けます。
受けまくります(汗) 例「泣きっ面に蜂」
これは、エネルギーが全般的に弱いときに、起こります。
したがって、問題やトラブルの状態から具体的に行動したり変えようとするコミットに欠如します。
この弱いエネルギーでも日常生活はまぁまぁ送れるレベルです。
しかし、ちょっとしたことで免疫が落ち、困ることになりそうですね。
2)問題やトラブルを違う側面からアプローチする。
問題やトラブルを、そのままにせず、自分が望んでいる方向に変えようとしたり、具体的な解決に向けて動きます。
先の1)よりエネルギーはだいぶクリアに明るく強くなります。
「問題はチャンスだ!」という精神がおなじみでしょうか。
まさに、学校のテスト問題のように問題や難問なトラブルを解いていくわけですね。
世の中にだいぶ精神的、内観的、スピリチュアル的な思考、行動が広がったおかげで、これらは顕著な現象になってきました。
このステージにいる方は多いので、少し具体的にほぐしていきます。
まずは、「問題」「トラブル」=困った!
という意識の法的式や思考パターンから抜け出すことです。
まだ、どう解決するか方法やプロセスはまったくわからなくてよいのです。
困るというのは、(小学校で漢字を習ったように)木が囲われている状態です。
「木が囲われているので困っています」とかなんとか。
by 国語の先生
だから、困った状態に認識すると、そこから抜けられず、問題は問題のままになります。
まずは、どうしたいか、たとえば、「早急に解決し落ち着きたいい」「助かりたい」「安心したい」「パワーを発揮したい」など、望む状態だけにフォーカスしましょう。
ポイントは、望む状態=自分の感覚や感情であり、物事の是非や物理的なゴールではありません。
だから、ときには、問題やトラブルを「手放す」「安心して自然や☆宇宙☆に任せる」というスタンスも役立ちます。
「昨日、会社で大ピンチがあり、上司にもまだ報告できずにいます・・・心の持ちようを教えてください」
と大慌てなSさん。
「大ピンチ」は、確かに大ピンチですが、本当の大ピンチは報告できずにいる状態のほうかもしれません。
そのぐらい、会社や仕事上の問題になるからでしょう。
こういうアクシデントのときは、「問題」だけに、まず心の中で自分に問うてみましょう。
慌てたままでは、ままならず。
どこか少し静かになれる場所を見つけて、目を閉じて深呼吸をします(目的は呼吸を整え、エネルギーを体に流すことなので、それができる場所や状態を確保できればOKデス)。
呼吸が落ち着いたら、自分自身に、問題のように問うてみましょう。
「この問題を解くには、まず私はどうしたらいい?」
また、問題は課題は、2)のレベルであると、ギフトであることが多いので・・・・
「この問題は、私に何を教えているの?どんなギフトなの?」
内観に慣れている場合、このような問いかけから、瞬時に何らかの応えや反応を受け取れるでしょう。
最後の結論までではなく、まず次のステップまで、段階ごとに解いていきましょう。
きっと、問題、トラブル、ピンチが大きかったほど、意外なもの(概ね豊かでおもしろこと)に繋がります。
だから、ギフト(贈り物)と言えるのかもしれません。
ギフトとみなせば、本当にそのように嬉しい出来事になります。
これは、頭で理解するほどつまらないことはなく(笑)実感、実行動を通じて会得するほど価値が増します。
1)の受け身に比べて、2)は積極的に能動的なアクションです。
だから、エネルギーが明るい元気であるほど、おのずとこの働きかけになるでしょう。
3)他者の問題やトラブルに積極的に協力する、または助ける。
生きている限り、ありがたいことに?!問題や課題が起こり、それによって肉体的にも精神的にも生き続けることができます。
ここでは、自身の問題はパラパラとありつつも、他者や世の中の問題やトラブルにたいして、自分の能力や「できること」を駆使して助けたり、協力するステージです。
問題やトラブルには、困った状態から助けられる人がやる、というより豊かなコミュニケーションになります。
問題がどうにも解けないとき、しかもそれはまだ習っていない難問かもしれません。
そんなとき、それをすでに知っておりヒントをもたらしたり、一時的に問題をフォローするという役割や働きかけです。
世の中の問題や大きな社会の課題に、慈善的な活動を積極的にしているステージの人たちです。
突発的な問題やトラブル、中長期的な、ときには半生を要するような問題があります。
時代や世代をまたぐ問題もあります。
人類!というくくりでの問題だってあります。
しかし、いずれも、成長や進化の糧となるべく不可欠な要因のようで、おそらく創造主の計らいかと思われます(笑)
解けるまでは苦しみ、消耗するケースは少なからずです。
安易に答えだけを求めたりカンニングすると、だぶんうまくいかないときが来ます。
なぜなら、それは自分の中の創造主が出した問題だから、だと思いますよ(笑)
毎日を、ご自分のあり方をハッピーにインスパイアしましょう!