人とは気持ちよく接したい!
人に不愉快な思いや感情をぶつけたくない
良好な人間関係でありたい
などなど、ポジティブなやりとりを求めているなら、周囲に文句や不満、ネガティブなことを発している人たちがいると、嫌な気分になるでしょう。
まともに影響を受けて、自分のほうも不愉快でネガティブになります。
「なんでそんなことを言うんだろう?!」
と、つい批判的になるのが自然です。
文句や不満だけでなく、具体的な人の悪口や陰口、攻撃的な口調、強い感情や語気の荒い言い方などもしかりです。
第三者に対する文句を目撃したり、あなたに直接向けられることだってあるかもしれません。
子供の頃には、
オトナたちが同じネガティブな話やエピソードを繰り返して話しているのを聞いたことがあるでしょう。
総称して「文句を言う人」たちは、もはや無意識に、自動的に再生する内容や語り口であることが多いのです。
ですから、オトナになるほど、その自動再生はリピートされやすく、それを発しているご本人には、あまりその自覚がないものです。
生活パターンや習慣のように、同じような状況が起これば、同じように再生します。
そのようなパターンを見聞きしたら、批判したくなったり違和感があるでしょうが、ご本人にとってそれがマイスタイルなっています。
職場の空気がわるいとおっしゃるNさん。
「上司や同僚の文句ばかり言っている人がいるんですが、私の直属の先輩が『あいつは、文句を言うのが好きなんだよ』と言ってますよ。まぁ、確かに、言っているほどわるくは思っていないのかもしれませんねー」(笑)
Nさんはタイムトラベルセラピーソウルアバンダンスのセッションで、人間関係を豊かにする体験に移行しました。
Nさん「自分のほうがどう感じるか、決めたらいい」
どうやったら、自分のほうの感じ方を決められるのか?
Nさん「私が明るければいいのかなぁ。強いしアクティブだし、元気です。ラフティングとか登山とか、躍動的なスポーツをしているのかもしれない(可能性の未来の体験)」
身近な人でも、他人様でも、不愉快でネガティブに思える言動を目撃したら、ほとんどの場合、それは自分とは違うパターンのために、引っかかってしまう(気になる)ことが多いのです。
たとえば、嬉しいことを言われて、素直に喜びの反応をする人もいれば、謙遜をしなければと否定する素振りをする人もいます。
さらには、皮肉ではないかしらと懐疑的になる人もいるでしょう。
とかく、相手のとるネガティブな言動などに対して、私たちは不愉快な影響を受け取ると思いがちですが(それも多少あり)、受け入れ難いことに対してのギャップに反応していることがほとんどです。
心理的というより、生物的な本能の部分が変化や違いに適応しがたく、(おおげさなようですが)危機感を抱くからです。
他人様はともかく、家族や身内、身近によく関わる人間関係の中に文句やネガティブなことを言う人物がいると、ほとほと疲れるものです。
正確には、疲れるような受け止め方をしてしまうためなのですが、そもそも文句を発している本人が疲れるやり方をしているのが常です。
夏休み。子供のことでパートナーと喧嘩になり、楽しみにしていた家族イベントが中止になったというTさん。
「いつも喧嘩になると、結局いつも同じ話、文句を言いだすんですよ。あぁ、またかーと。もうやめてくれと思いますが。なんでいつも同じ文句ばかり言うんでしょう。私はともかく、そこに子供たちを巻き込んだり」
文句を言う人というのは、一見、相手や関係者に対して強そうで、攻撃しているかのように取られます。
しかし、エネルギー的には(本質的な部分で、たとえば体力や気力など)弱い立場にあることが多く、文句を言う人は文句を言うことで、先手を打ち、自己防衛をしています。
文句を言った後はともかく、文句を言っている間は、物理的に相手をアタックすることはないものです。
そうそう・・・・
「吠えてる犬は噛みつかない」
ほかにも、文句(のように聞こえる)ことを言っている人たちには、多少のバリエーションがあります。
よくあるのは・・・
「自分に関心(愛情)を向けてほしい」
「助けてほしい」
「寂しい」
「孤独」
後者の、寂しさや孤独から文句を言う人は、しばしば、その言動のために、余計に人を遠ざけてしまうものですが。
そして、ここに愛が欠落したような出来事が重なると、無差別的な暴力行為に及ぶ場合があります。
もし、ご自分自身のなかで、文句を感じていたり、ブツブツ言いたくなったなら、自分を擁護、防御しようとしているわけですから、疲れやストレスをとったり、リフレッシュや気分転換をしましょう。
タイムトラベルセラピーソウルアバンダンス