アップデート、バージョンアップするものは、パソコンのソフトウェアやスマホのアプリに限りません。
日用品や電化製品は、モデルチェンジや買換えなどしますね。
私たちのもっとも身近な肉体は、ダイエットやトレーニングで「肉体改造」や「体質改善」をしたり。
心、メンタル、感情は、気分転換やリフレッシュ、モチベーションを高めるなど、手入れをするでしょう。
肉体、心や感情などは表面化したものですが、そうなる本質的なところが意識・潜在意識です。
意識はソフトウェアのように、自然にアップデートしていきます。
大きくとらえるなら、人類の(意識の)進化です。
民族ベース、個々人ベースでは時間差がありますが、ゆくゆくは進化します。
そして、古いソフトウェアやモデルはそもそも使えなくなっていきます。
古い電化製品を修理しようと思っても部品の取扱が終了してしまうように、また、古いソフトウェアのサポート対応が終了するように。
さて、ここひと昔前からのご相談のなかで、近年〜今年は明らかに顕著な意識のアップデートが起こっています。
すでにアップデートをしたクライアントさんもいらっしゃいますが、事と次第が違うと、旧バージョンの意識が働いてしまう傾向をしばしば見かけます。
ご主人の転職やお子さんのこと、家族を思うと、つい、
「この先は大丈夫でしょうか」
「転職はうまくゆくと思うのですが、何か注意すること、気をつけたほうがいいことはありますか?」
「息子の育て方で、特にこうしたほうがいいこと、向いていないことがあれば・・・・」
とおっしゃるTさん。
新しく環境や仕事が変わる、やりたい計画を進めるときなど、とても多くの方が、先のことを”一応”心配したり、もし問題が起こったらどうしよう?という意識のポイントで状況を観察する傾向が強いようです。
さて・・・
意識をアップデートし、ご自分自身にインストールすると・・・
「もしも困ったら」という心配をすることが、困る可能性や心配のタネを増幅していたことがわかるでしょう。
「そもそも貧乏性みたいな自分をやめたくて・・・」とおっしゃるYさんは、これまで良かれと思い、制約、節約を実践してきたそうです。
タイムトラベルセラピーのなかで「ソウルアバンダンス」という魂(本質)の豊かさ(=アバンダンス)の旅を体験されると、
「制約や節約そのものは不自由でも貧しいわけでもなく、制約や節約が豊かさを蓄めると思っていた」という過去の通念が出てきました。
「制限や節約を楽しんでいる友人はそれはそれで楽しそうにしてますね。困っていないんですね」(笑)
その後、Yさんには、困らない、心配しないレッスンを実践していただきました。
数日後、Yさんから旅行後のメールをいただきました。
ホテルにチェックインしようとしたら、フロントの人が慌てて『今お部屋の確認が取れず、お待ちください』と言われました。
そこで、これこそ練習のチャンスだと思いまして、ゆったりロビーで待つことにしました。
すると・・・
先ほどのフロントの女性が『お待ちの間、ラウンジでご利用ください』と丁重にウェルカムドリンクのチケットをくださいました。
とても素敵なラウンジでアップルジュースを飲んでくつろいでいるうちに、
『大変お待たせいたしました。お部屋の用意が整いましたので、いつでもおあがりください』
と、カードキーを置いていかれました。
ジュースを飲んでからお部屋に行くと、予約時のお部屋より広々として山の景色側のよいお部屋だったのです。
意識をアップデートすると、お部屋もアップグレードされたようですね!
基本的には、「困る」「心配する」は、煩悩、つまり私欲が働いていることが多いようです。
「ホンモノの価値」にフォーカスすると(そして、うっかり忘れなければ)、あなたの豊かさの核心から軸がブレなくなります。