過度期、転機という時期は、人生にときおり訪れます。
自分だけがそれを味わっているように感じる方が多いようですが、
海の潮の流れのように、比較的多くの人が同じタイミングで過度期を渡り、転機を越えることもしばしばあります。
そして、今年は5月ー6月は、この過度期、転機の渦中にいらっしゃる方が多いようです。
海の潮と同様に、大きなうねりがありますので、今年に入りすぐ、2月頃から動き始めている場合もあれば、急に春を過ぎて渦中にいることを自覚する方も少なくありません。
おそらく西洋占星術では惑星の移行が影響を及ぼしているでしょうし、天空の諸事情が物理的にも感覚的にも作用している可能性はあります。
ともあれ、この手の過度期や転機は、そもそも主観的に感じ発生しますので、外の世界に証明を求める必要があるのかわかりませんが(笑)何か拠り所がほしい心中なはずです。
実際、下半期が始まる前に、下半期リーディングを受けていらっしゃるクライアントのみなさんの中には、明らかな過度期や転機が現れています。
・突然転職したり、異動が決まる
・仕事や環境や生き方を変えたくなる(そしてアクションを起こす)
・表むきは現状維持だが、早く何かを変えたくてその計画を実行し始める
・今まで無関心だった健康や美容に関心をもち、手入れをする
・他人に話すと地味だが、自分の考え方や価値観がまるで変わってしまった
・周りの人間関係が一方的にガラリと変わる
・長い間放置していた問題や気がかりだった状況が収まる
・これまで取り組んできて進捗がはっきりしなかったことが、芽を出したり、日の目を見る
・問題であったことは問題でなくなり、新しい問題(課題)が見えるようになる
なかなか自分自身のことは客観的にわかりにくいもので、しばらく歳月が経過した頃に
「あぁ、そういえばあの頃は・・・・」と自覚する方もいるでしょう。
また、自分は過度期や転機にいる気がしないが、周りの変化に上記のような現象が起こっているのを見聞きするなら、潜在的にあなたにも過度期や転機が起こっているものです。
しかも、自分が狙っていないような?ところで過度期や転機が起こっているかもしれません。
よくあるあるな質問としては、
「この過度期や転機は、よいものですか?」
というもの。
過度期や転機に、よいもわるいもないというか、自然現象、強いていえば、進化のプロセスです。
しかし、自然現象や進化のプロセスには、淘汰や抹消など、終えるプロセスが先にきます。
自然の成り行きや進化のプロセスに、古いあり方や価値観などが執着し、流れをストップしようとすると、自主的に!苦しくなったり困惑するでしょう。
どうなるかわかる必要はなく、自然な流れは「きっとうまくいく」はずのもの。
Let it Go!!
Let it Flow!!
です。
ポジティブ(肯定的)な気分の時は、そうそう、自然に任せて・・とお考えでいられるでしょう。
気落ちしたり、どんよりしたり、睡眠不足になると「きっとどうにかならないかも」となるのでご注意です。
後者は、ストレス(恐れがベースの)になります。
毎年、イヤーリーディングや下半期リーディングでセルフチェックなさるKさん。
これまでになく(失礼)体の周りのエネルギーが冴えわたる姿でセッションにいらっしゃいました。
お声もKさん自身の声であり、目の前に座るKさんの意識やエネルギーは、ちゃんとココにあります。
(注:自身の声でなく、体は目の前にあるけれど意識がここにない状態の方は多いものですー笑)
Kさん「実はここ3週間ばかり、あることがきっかけで、自分の感覚がパンと変わってしまったんです。
あることにとても感動して、こういうふうになりたい、こういう人たちと何かを創るって素晴らしいだろうと思ってから、急にこれまでやっていたことが手につかなくなったり。
仕事なども後でやればいいと無責任になってしまってるかもしれないし・・・でも、とても今楽しくで、外を歩いていてもふっとウキウキしちゃうんですよ(笑)
自分っておかしいんじゃないかなと、思ったりもしますが、ふわふわした感覚を落ちつ着かせたくもあり。
人に話すとわかってもらいにくいのですよ・・・(ニコニコ)」
言葉にするなら、Kさんは「境地の変化」の過度期でいらっしゃるようです。
過度期なので、意識の水面下でじっくり変化が起こっており、そのプロセスはふわふわしたり、かつての状況に対しては不安定に感じるでしょう。
Kさんの場合は(同じように境地の変化の過度期にある方でも人それぞれですが)、
1)時間軸をポジティブに使う方法として。
「自分のための計画プランを、時間割や予定表に書いて進める」と、ことごとく計画プランや予定は実行されます。
2)時空を越えて過ごす方法として。
過度期のなりゆきを信じて、Yes!!(肯定)で過ごす。また本物の気持ち、正直、誠意、真の感謝で在ること。
この手の過度期や転機は、それ以外の時期より、想念がわかりやすく具現化しますので、外から見えないはずの心中や思考が現実を決めていきます。
「よくわからないこと」は、全部「大丈夫!」と。
自分だけじゃなくて、皆々様にとって「全部、大丈夫!」です!
なぜなら、自分に対して思うことも、周りに対して思うことも、同質・同期なのですから。
とてもシンプルです。
とはいえ、これまでの価値観や人生経験からすると、わるいほうの現象になってる?と思ったとしたら、ここは少しばかり、心の修行タイム。
そのような雑念を呼吸とともに、クリアにして、今、目の前のことを味わうなり、集中するなり、リラックスしましょう。
流れは自然に・・・結果オーライなほうに向かいます。
なりゆきを眺めて待っていると、また長く感じたり不安材料という雑念が入りこむかもしれません。
時間軸をポジティブに使い、ご自分の計画を創造して。
何に自分のエネルギーや関心を向けるかは、あなた自身が選んでよいことを思い出しましょう。
(元気のバッテリーが落ちると、そもそも、それを忘れるのでご注意を!)
下半期を満喫しましょう!