地球に相応の重力があるため、この惑星では(某飲料メーカーCM風)ストレス、つまり「圧」が発生します。

 

極論をいえば、ストレスがないと私たちは存在はできません

・・・物理的にも、精神論的にも!

 

特に精神的に圧がなくなり、究極の幸せや愛に至ると、肉体を必要としなくなり、しばしば旅立ちのポイントにもなります。

 

そう、物理的に意義ある存在のためにもストレスは役立っているのですが、その扱いには難もあります。

 

ここでは、一般的に語られるストレスの乗り越え方、対処法と、霊的なレベルに現れるストレス(気患い)のかわし方をご紹介します。

 

 少し心理学を知っている方なら、

「ストレスは自分自身が持っているもの」と、聞いたことがあるでしょう。

 

一般的に「○○○がストレスだ!!」と呼んでいるのは、「ストレッサー」といって、自分に内在するストレスを刺激しているものです。

 

 

季節的な例をあげると、

「花粉症がひどくでストレスだ」

 というのは、花粉症を引き起こしている自身の免疫反応がストレスであり、花粉の飛散はストレッサーなわけです。

 

ある程度多くの人が反応するストレッサーを「ストレス」と呼んでいるものです。

 

さて、時期や経験の種類により、物理的な目に見える価値観の世界に生きている時には、このストレッサーとストレスはほぼ同義に使われています。

外部のストレッサーから防御したり、戦ったりします。 

守りきれたら、あるいは戦って勝てばOKです。

  

やがて、物理的な価値観から内観世界・本質主義で生きる時期に入ると、ストレッサーはある種の幻想になります。

最初はあたかもホンモノに見えますが、自分のストレススイッチがストレッサーをリアルに創りだしているカラクリであると、理解していきます。

 

そして、自身のストレススイッチに対処しいくでしょう。

 

この移行時期には、ちょっと厄介な特徴があります。

それは、自分の内在するストレスが、ストレッサーそのものよりも大きなパワーを自分に与えていることです。

 

現象としては、本人に相当顕著なストレス反応が現れます。

多くは諦めやなげやり、辛さに慣れるしかないような辛い時期でもあります。

  

このプロセスが訪れると、ストレッサーとの格闘が静まり、おのずとストレスを起こしている(反応している)のが、自身であることに気がつくようです。

 

これは、「自分のせい」「何かのせい」という分離した発想ではなく、大きな全体をとらえた中での主軸が我にあり、という概念です。 

分離した発想で、自分や何かのせい、と解釈していると、ストレスを自由に扱えるようになるのが遅くなります(念のため)。

 

一般的にストレスと感じるようなことが起こっていたら、それをストレスだと感じていることが、自分にもっとも強度なストレスを与えています。

 

そのことにクールに気がつくと、ほどなく、そのストレサーの特性や自分に合うやり方で、ストレス状況を乗り越えるorクリアにする方法に近づいていけるでしょう。

 

  

続いて、霊的に現れるストレス(一般的に霊障、かまいたちなど)についてのかわし方を書いてみたいと思います。

 

 

先のストレス・ストレッサーと同様に、霊的な影響力からくる現象も、当事者からするとキツさは同じです。

 

霊感体質と呼ばれる人たちは、身体に現れるようなレベルで諸症状に出ます。

病気のような痛み、かゆみ、発熱、発疹、むくみ、食べてないのに太る(と言いつつ過食の人も含め)なども、霊感寄りの現象に入ることがありますよ。 

また原因がわからず苦しくなると、かなりの比率で霊の世界に答えや救いを求めるのも、人の慣習ですねー

 

このゾーンの、ストレスと呼ぶには似つかわしくない、気患いに関しては・・・・

  

「気にしない」ことです。 

気にする、気になるのは当然ですが、これは、ストレッサーから守るか戦うかという「我にストレスあり」な状況と同じです。 

自身の氣(精神・心)が反応の起因です。

 

こういった霊・氣のレベルでの対処から移行していくと、自身の氣(精神・心)のあり方が、それまで影響力と感じていた霊障との関わりを定めていたことに気がつき始めます。

そこに至るまでは、先の「ストレス・ストレッサー」の話と全く同様に、霊障が本物のような威力を発揮します。

 

あるポイントで逆転するなら、「氣のせい」であり、「氣のせいだから気にしない!」と流せる自身の氣の強さや明るさ(楽観)が発揮し始めるでしょう。

  

サイキック講座やスピリチュアルなワークショップの中では、しばしばお話させてもらっていますが、この霊現象は怖いようで笑え、笑えるようで笑えないトピックなんですよ。

 

一般的なストレス・ストレッサーより、霊・氣の反応は早いですし、逆にカラクリに気がつけば、あっという間に治ります!

 

 私の場合は、セラピーが本当に忙しい時期には体感に受けたものですが、相応の対処法や体力をこころがけ、何事にも共通しますが生活をなるべくなレベルで整えるのが、地味で確実な軸となりました。 

たまに今でもかまいたち現象が起こりますが、それは乾燥したり潤い不足のサインでもありますね!

 直感・霊感が高まるときほど、それだけ敏感で消耗もあり、氣の反応に出やすくなるようです。

  

どなたも、体質気質の特性がありますので、ケースバイケースですが、体に出やすい方は身体メンテナンスを、霊や氣に出やすいタイプの方は心や精神面を豊かに楽しくしておくのが、ストレスフリーですね。

 

ご参考まで!!

 

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