大晦日のゴング(除夜の鐘)が近づくにつれて、イヤーリーディングのまにまに、年の瀬のデトックスセラピーを受けるクライアントさんがちらほらいらっしゃいました。

 

人それぞれ、2017年に大きな負荷がかかったり、大きな変化を体験して、年末にどっこいしょだってあります。

 

1年間、活動が広がり、充実して収穫が多かったEさん。

一方で、「やらなければいけないことができない」ことが問題であり、できない理由が周りにあったり、自分の性分や性格のせいだと思えたり・・・新しい年を迎える前に、デトックスしたい!といらっしゃいました。

 

「せっかくお部屋の数もあるのに、忙しいとはいえ、散らかしっぱなしで断捨離ができていません。今後○○○な活動をやっていきたいのですが、なかなか思うように手がつけられず・・・」

 

これ、子供や学生の頃の、「テスト前に勉強しなきゃ」とか、大人や親からやりなさいと言われて、やらなきゃいけないんだとわかっていて、やれない、できない、結局やるにしても追い込み・・・な状況を彷彿としますね。

 

一般的な定石としては、「やらなければいけない(義務や負荷)にするから、やらない、できない」です。

よって、やらなければいけないことを、動くように変換するとやります。

 

たとえば、

 

1)やろう!

他人や何かからやらされているように思っていますが、それを自分がやる、という主導権、主体性、意欲を持つと、自発性が発火します。 

 

 

2)やりたい!

「やらなければいけない」ことの意義や目的を自分スペック(仕様)で見つけると、自分がやりたい、自分にとって大事だ、となります。

 

同じ要件でも、多かれ少なかれ、やりたくなります。

ただし、本当に自分にとって意義も目的もなく、不本意であり、不満や文句が多ければ、当てはまらないでしょう。

が、半ば強要・強制されている物事でも、知恵と工夫で、自分にとっても意義や大事さが見つかるでしょう。

 

3)やる!

やらなければ、と何度も繰り返し心の中で復唱しているうちに、かなりハードルが上がり、跳び箱の段が増えている可能性があります。

 

一気にハードルを下げて、跳び箱を段を減らすには、その要件・用事の前後をまったく忘れて気にせず、ただ今より(NOW)やる!に専念します。

 

すると、これまでのことは水に流し、別の用事のことは気にせず、終わった後のこともほとんど考えず、集中します。

 

「やらなければ」と思うほど、腰が重たくなり、なかなか取り掛からず、作業時間が長くなり、やり終えても切羽詰まらないとやらない自分を否定したりします。

 

心理的なロジックで納得して、行動できるようなら上記3つのどれからに当て込んでみましょう。

 

先のEさんはデトックスすると、

 

「時間の考え方が変わった感じです。やらなきゃ、って思うからいろいろなことが限定的になるんですね。疲れてたら、先に休んでから片付けたりすればいいと思えるし」とのこと。

 

義務や負担に感じると、結局、自分を追い込んで、そのストレスによってやれなくなります(自己抵抗)。

 

 

 

「今年の秋は、親戚の揉め事があり、それはひと段落したのですが、ドッと疲れが出て、もう動けないんです。家の中はちらかりっぱなしだし、やらなきゃいけないと思うほどできないですし、気も体も重たいんです」

 

電話カウンセリングでのKさんのお声は、少し荒れて、お疲れが出ていました。

 

お身内の揉め事が大変だったのもわかります。

 

Kさんはここ数ヶ月で体重が10km増えていました。

親戚たちの重たーい話の影響もあり、食べすぎや運動不足で太ったわけではありません。

 

しばしば「エネルギーを吸う」と言いますが、負のエネルギーをスポンジやスポイトのように受けてしまうと、体は物理的に太ったようになります。

 

それは、ストレスで気や代謝の滞りがわるくなり、感情的なことがあれば血圧や血流に影響し、自律神経が不調になるなどして、心身の燃焼がうまくゆかなくなります。

むくんだように、ふくれてしまうのも特徴です。

 

Kさんの場合は、文字通り、体も気も重たいので、「やらなきゃいけないことがやれない」、わけ。

まずは家の片付けの前に、家から外に出て、ウォーキングなど簡単な習慣で心身のエネルギーや代謝を動かし始めることがポイントとなりました。

 

体の血の巡りがよくなれば、気の巡りもよくなります(気の巡りがようなり、代謝がよくなります)。

 

「やらなきゃいけない」と思っていると、外に出るのも億劫になり、余計やれなくなりますね。

 

2018年のイヤーリーディングでは「エゴの声」を読む項目があります。

 

Tさんのエゴの声は、

「見返りやお返しを求めること」でした。

 

相手や周りのためを思って無理なことをしたり、本当は少し嫌だと思っていながら、立場や状況から「自分がやらなければいけない、やってあげるのが良いに違いない」と考えているようです。

無理、責務を抱いているので、無償の心ではありませんから(相手や周りにバレないまでも)見返りを求める心は、当然セットになります。

 

しかし、これって、かなり自我!

相手や周りのことを思っているようで、思っていないことになりますね。

 

やらなきゃと思いながら、動けてはいますが、その反発作用を受けるので、相手や周りが期待どおりの反応や、ましてや見返りは返ってきません。

 

というわけで、とかく無意識に「やらなきゃ!」と言う癖がある方は、少なからず上記をご参加に、心がけや、言葉と行動の流れを変えてみると、スムーズに気持ちよく、さらに言語一致となるでしょう!

 

 

追記:例年大掃除は師走とともに終わるのですが、なんと大晦日イブにもやっておらず・・・「大掃除はいつでもいいよ」と気にしない家族の言葉に、YesでもNoでもない私。

そこで、ただ「やる!」に切り替えたら、即掃除体制スタート。

 

 

スイッチが入りすぎて、朝5時からフロアリング磨きにかかり、むしろ例年より素早く、丁寧に、おまけに「おうちさんありがとう」と感謝とともに(←随分、良質な心がけだこと)終了ウシシ

 

月のマークの掃除用品は、年々開発されているのか?よりスッキリ、(拭きムラなく)きれいになりました。

 

 

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2018年をワンダルフルに!

イヤーリーディング