お母様の四十九日を迎える前に、ご自分自身の今後の整理にと、個人セッションにいらしたSさん。
それまでの経緯もあり、いわゆる死別における家族との心の整理というより、純粋に、ご自分の今後の路を見極めるといった具合です。
それに、霊体的にパワフルな方は特殊な状況でない限り、肉体的に亡くなられた方が、すぐこちらの世界と交信する準備はないようです・・・お母様もしかり。
すでに、Sさんは、お母様の介護中からも、新しいご自分の世界を始動していらっしゃいました。
それを示すような、クリエイティブな活動、描写の世界がオーラリーディングの中にも現れていましたし、すでにご自身で作家表現を進めています。
そんなSさんの第6チャクラには、「夜しかない世界」の画像が視えてきました。
作家さんらしく、なんともシュールな”情報”です(笑)
闇の世界やネガティブな絵面ではなく、一日の中に昼間がなく、ずっと夜だけが、毎日続くというわけです。
(そんな物語を読んでみたい!)
さて、この「夜しかない世界」の意味するところを読み解くと、哲学、思想、想念、国会図書館(書物)、陰陽の陰の世界・・・とつながりました。
実際のSさんのセッションでは、陰陽のキーワードが出てこなかったので、この場で補足を兼ねて、書かせていただきます
Sさんは、かねてより、個性的で風変わり(変わってる!)なエネルギーがあり、それがお母様をお見送りする少し前に、Sさんの人生の節目として、創作へと転化してきていました。
この内在する感性や創作は「陰」の世界です。
それを文字などの創作、作品に表すことで、内在する精神世界が、陽の世界に導かれていくことようです。
その先には、きっと陰陽の世界がひとつであることを示されるのかな、という印象です。
ただし、モノとして「ひとつ」であるのか?、宇宙のハテがあるのかないのかわからないような「ひとつ」なのかもしれませんね。
「夜しかない世界」に関連して、私も10年近く前までは「宇宙しかない世界」にどっぷり浸っていたものです。
朝から晩まで(文字通り10時から22時まで)クライアントさんのセッションが連日続き、それはそれでとても愉しく、やり甲斐があり、良い循環を体験させていただきました。
当時、たくさんのクライアントさんと「ザ・魂」のコミュニケーションは濃いのですが、一方では、人としての関係は非常に希薄なものだと、気がついたことがあります。
人として記憶にないわけですから、セッションが終われば(時にはセッション中にも)、お顔やお名前もすっかり忘れます。
魂レベルの話はそのモードになれば、いつでもつながりますが、一般的な人として関わる波長では、ご縁がないわけです!
はたまた、クライアントさんのあちらの世界のご親族や関係者とも知り合い?が膨大に増えまして、その恩恵にも感謝しつつ・・・これも陰の世界ですね。
逆に、魂レベルの関わりを、人体レベルでやったら、体力的な部分で身が持たないと思います(笑)
私の場合は、魂の陰の世界を、セラピーやカウンセリングという方法が陽の世界につなげてくれていると思われます。
人間・生物はうまくできているというか、導かれている部分があるので、相応の時期やサイクルがあり、自然に変化や節目が訪れるようです。
前出のSさんと同様、たくさんのクライアントさんが、精神世界、スピリチュアルに関心を持たれた先に、クリエイティブ、創作表現の世界は進まれて、しばしばご活躍の様子を伺います
きっと陰のスパイスや刺激が、ご自身の内在する魂を陽の世界にうまく広げてくれたのかと、拝察しております
関連して、ハロウィンは
10月28日(土)「あなたの陰をクリアランス」
10月29日(日)「あなたの陽を輝かす」