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COLUMN

家族の愛が問われるとき

ドラマや物語、人の家族のことの方が、家族愛についてはわかりやすいものです。

しかし、今、育った家族、一緒に生活を共にする家族、身内を含む家族、動物や特別な関係の人と所帯を持つ存在があるなら、今一度「家族愛」を問うてみるのもいいかもしれません。

 

ほとんどは、”何か”起こらないと、家族愛についてしみじみ感じることはないでしょう。

 

あるいは、一度でも家族愛について実感する経験があると、平穏なときにも、常々、家族愛の大切さを育むようになります。

 

実際には、人生、日常生活では、頻繁に家族愛を問われることが起こっています。

問われた家族愛をスルーしても、ほとんどは問題ありません。

 

しかし、家族や家にとっての「ここぞ!」というときは、スルーしようがかわそうが、何度も家族問題や「呼ばれる」ようなことが起こります。

 

どの家族、家にも、一人くらいは、家族愛のキーパーソンがいます。

このキーパーソンは、家族や家を巻き込むようなことを起こします。

 

多くは、病気や問題行動です。

問題行動=課題を与える行動  と呼んだ方がふさわしいかもしれませんね。

 

このキーパーソンに対して、他の家族の一人だけが面倒を見たり、課題に取り組んでいると、ヘトヘトになり潰れます。

だいたいは、もう頑張れない状態になり、他の家族や家族の代わりになる人などに協力を求めることになります。

 

家族の代わりの人たちの場合は、家族愛から発展した、あらゆる人との繋がりや愛を問われています。

具体的に家族愛を発見した関係では、家族どおし、心を開いて接する、関わる、ということです。

 

夫婦(お父さんとお母さん)は、血縁的には元々他人とはいえ(魂的には、コネクションがあることが多い)、血を分かつ親子同士でも、何らかの価値観やこだわりで「秘密」を作ってしまうことがとても多いのです。

 

昔からの慣習もありますが、親・大人から見ると、子供は守らなければならないので、

「このことはショックが大きいから知らせず、親や大人だけの秘密にする」

 

よくあるのは、

「夫(又は妻)に心配かけたくないので、内緒にしておこう。自分だけでなんとか片付けてしまえばいい」など。

 

これらは、あいにく、思いやり、家族愛、本来の愛に対して、意外にも、自己愛や身勝手な愛情であることがほとんど。

 

世の中には、親・大人としての失敗やみっともないことは、子供たちには内緒にしておこうとか、子供たちに協力や理解を求めるにはまだ頼りないし・・・という内心思っている大人が多いようです。

 

でも、子供や、パートナーには、そういう不自然な愛情は誤解や不信感として伝わることが多いのです。

 

子供や動物は、家、家族の関係、大人の心の中をとてもよく感じ取っていることが多いです。

頭で理解しているとは限りませんが、人との境界線が大人に比べて薄いので、察知、感知します。

 

それが子供さん自身の体調や行動に反映されることはとても多いですね。

それに習って、子供側もある年齢から経験を積むと、親や大人のマネをし始めます。

 

今どき、子供といっても、成人したとっくに「大人」もねー

 

家族愛に年齢はあまり関係ありません。親子関係も大人同士の関係に発展しています。

 

実母の介護でヘトヘトになり、その後は自宅から療養のための特養病院への入所を決めたOさん。

しかし、特養でひょんな事故があり、お母様は手術をする怪我を負います。

 

そのショックもあってか、お母様の情緒が(元のご性格もあり)不安定になり、病院からOさんに呼び出しの連絡があるたびに、またOさんの心身は疲労困憊。

もともとご主人や既に成人しているお子さんたちにも、親としての気遣いや振る舞いに神経を使っているOさんは、唯一、妹さんには愚痴や事情を吐露できます。

 

すると、妹さんから、姉のOさんにどうしてあげたらいいのか?と電話カウンセリングでのご相談がありました。

 

「複雑な事情で代わりに母親の病院へは行けないし、お姉さんに余計なことを言って不機嫌にさせては」と、どうしてあげたらいいのか?分からなくなるとのこと。

 

このOさん姉妹とお元気だった頃の母親には、これまでもたくさんの憤りや許しがあり、娘であるゆえの責任や義務が募っています。

衝突して怒りをぶつけ合ったり、それでも親を思う愛情がこれまでどうにかお世話することに繋がってきました。

 

 

家族関係は、一度きりの失敗で縁を失うことはなく、本当に何度も何度もチャンス、機会があります。

だから、同じパターンの問題や病気が起こるときは、家族愛を問うことを求められています。家族愛はそのぐらいコミットした関係に起こることです。

 

 

お母様のお名前を3回言っていただくと・・・

 

お母様が、孫たちや家族に囲まれていることで、今にはない「みんなが近くに一緒にいる」ことの安心感で落ち着いている画像が出てきました。

 

「画像を拝見すると、どうやら、お母様は、Oさんの家族全体、妹さんを含む身内どおしの、本当の関わり・・・お母様に対してだけでなく、孫たちきょうだいや、娘の家族一人一人が本心から関わるような愛情や、コミュニケーションをとるよう促しているみたいです。

それは、みんながバラバラに頑張るんじゃなくて、全員同時でなくても、お互いがもっと本当のことを話したり、協力を頼めるようなこと」

 

逆に、これまでのように、家族がバラバラになったまま、それぞれ自立を装って頑張っても、お母様の態度やお世話の大変さは一向に変わりそうにないのです。

 

 

一代の家族、所帯だけでは解ききれない、深い家族愛の課題がある家系もあります。

ただ、誰かが、家族愛の要に気づいたなら、ほぼその代で大きく前進、好転していくでしょう。

 

特に、ひと昔前は、家や家族の慣習や価値観が強かったものです(旧意識ですね)。

 

現在はエネルギー波動の質が大きく変わったため(新意識)、本来の自然な状態に動く力が強いのです。

「家族愛が育まれていく〜」とイメージするだけで、メキメキと短期間にシフトするほど、エネルギーが柔軟ですから(笑)キラキラ

 

もし、家族、家の「家族愛」に課題があるなら、問題や課題に対してオープンマインドに、また本当の意味で心を開いて接すると、かつての難題や確執が動き始めるでしょう。

 

家族の中にハードボイルドさんがいる場合には、その方を許す(罪を許すというより、存在や状況を受け入れる・容認する)こだわりを捨てることが一歩。

 

もし、ヒーリングや祈り(瞑想)の習慣がおありなら、そのハードボイルドさんと「自分自身」を毎日ヒーリングしたり、祈っていきましょう。

すると、そのハードボイルドさんがどんな家族愛をもたらそうとしているのか、ふっと気づくことがあると思います。

 

ヒーリングや祈りの基本は、あるがままの自然な姿へ導くからです。

 

 

トリッキーなのは、家族は関わりの歳月が長く、たくさんのエピソードにまつわる悲喜こもごもがあること。

各々が記憶や解釈が異なることを、各々は知りません。

 

これらが、素直に家族愛を問うことを妨げている大きな要因です。

 

あの時、この時、いつも、きっと〜にちがいない・・・など、先入観やこだわりがたくさんあり、目の前の相手や、耳にする会話、読んだメールやメッセージが「ありのまま」では入ってきません。

 

こればかりは、自分が他の家族や家族との関わりに対する思いを、まずは自分にとってストレスや痛みない感覚に、不要な思いや感情はデトックスすることです。

家族の変化を期待したり、コントロールするほど、空回りします。

 

また、程度によりますが、家族で未消化なものを放置していると、ほかの人間関係が焼き直して関わってきます。

 

家族愛に正解はないでしょうが、わだかまりや悔いのない関わりであれば、概ね健やかで恵まれた家族愛ではないでしょうか。

 

 

【デトックスと浄化編】

 

〈ワークショップの内容〉


『東西南北の身辺整理』
~簡単な風水を取り入れた物理的なデトックスです

『過去ー未来の時間軸のデトックスと浄化』
~私たちは時間、歳月をベースに感情やエピソードを溜め込んでいます 

『家族と人間関係のデトックス』
~人間関係の縁を切るのではありません
関係やおつきあいの来歴を変えてリフレッシュした対人関係に

『7つのエネルギーセンターのクリアランス』
~デトックスのテーマに向き合います

『デトックスチェックとオーラ浄化』
~おうちでできる簡単スキル!

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