「困った病」とは、「困った、困った」と思わずにいられない症状です。
困ったことが起こったと認識すると、個人差はありますが、中長期に渡り「・・・で困った」「困って身動きが取れない」などと考えます。
周りの人たち全てに言うレベルから、限られた人にだけ言うタイプとありますが、「困った病」のご本人は日夜ため息が出るほど辛くなったり、穏やかに寝ることも適いません。
「困った病」が対象とする代表的なテーマは3つ。
1)家族、恋人など、特定の親しい人物。
2)将来。
3)お金。
「困った病」のご当人からすれば、間違いなく困っていると思っています。
それなりに回避、改善しようと頑張っているようです。
しかし、なかなか困った状態から解放されません。
そんな折に、セラピーやカウンセリングにお越しになることがしばしばあります。
「困ったこと」がメインでないにせよ、ご相談の内容に関わりは大きいと思っています(確かに大きいです)。
そもそも、「困った病」の人は、本当は困っていません。
よって、困っていることに対して、いろいろ努力をしても、状況がイマイチ変わり映えしないことでしょう。
困って心配をしているばかりですが、困る対象はなく、実在しないことを心配しているからです。
本当に困った状況にある人は、「困った」と言えません。
困ったと言う余裕がなかったり、当人は困っていることを自覚・認識していないことが多いのです。
これには3パターンあり、
1)一般的には困るような危機的なことを、本人は冒険、チャレンジ、活躍すべきところなどと解釈する。
2)そもそも困る、心配するなどの経験がなく、大様に楽観的に捉えている、またはそもそもの概念を持ち合わせていない。
3)潜在意識(脳)がマインドや思考よりも、行動することで問題に対応させている。
などです。
「困った病」の初期では、エネルギーレベルで視ると、オーラがくすんだり暗くなっています。
それが、お顔のくすみや顔色(血色)の悪さにもなります。
女性はメイクをするのでわかりにくいですが、化粧のノリがよくないときは、(困った病でないにせよ)オーラはくすみがちですね。
オーラやくすみのレベルでは、すぐ回復する余地がありますので、安心してください。
注意点として「困った病」は感染ること。
拡散しますので、「困った病」の話題は避けた方が無難です。
直接「困った病」の人に接触せずとも、間接的に関わっても影響されます。
ウィルスであれば空気感染と言いたいところですが、氣(エネルギー)としてはかなりパワフルな感染力です。
特に「困った病」の人を助けるときは、用心が必要です。
・放っておいてあげる。
・なんとかしてあげようとして一緒に困った病に感染しない。
・(閃けば)ユーモアで笑いに変える。
放っておいてあげると、それ以上「困った病」が力を持てなくなります。
放っておくなんて薄情だわ、とお思いなら、そもそも困っていない人が「困った病」になることを思い出しましょう。
皮肉なことに、恵まれているモノがある人ほど「困った病」にかかりやすいのです。
「困った病」から回復するには・・・
1) 些細なことでも恵まれて幸せであることを、日々見つけて過ごす。
2)「自分で自分を困らせていること」を見つけて、それを改善する。
これには、本人が困っている事とは無関係に思える(本当は繋がっているのですが)悪習や、目を背けている本心などがあります。
自分で自分を苦しめているレベルなのですが、特定の何かに苦しめられていると錯覚しています。
3)「困り病」は、物資的思考や価値観に囚われていることから起こるので、本質や魂から生きることを会得する。
*3)の補足として、
物資的な価値観「たくさん食べなければ満たされない!」
本質・魂で生きる「満たされた心が足るを知る」
ちなみに、「困り病」は、正式な病名ではありません
念のため、Google先生で検索したところ「困った病気」(病気で困っている)は上がってまいりますが、「困った病」はクライアントさんのリーディングで登場した「情報」です。
これは病院へ行くレベルより、ユーモアある「病い」です。
悪しからず。
本当に困った状態にあり、それに自他共に気づいていないときほど、危ないものです。
本人に自覚意識がないため、多くは病気などの身体症状、事故、問題行動、悪習、体臭(身体症状の中で初期)などに出ます。
困る、心配、不安は、愛を自らに与えると消えていきます