久しぶりに、霊界・あちらの世界からの人間模様、魂関係のトピックです。
夏場に限らず、こちらの世界で生活している私たちを、いつも見守ってくださるお身内の方々がいらっしゃいます。
概ね、ご存命の頃の関係や、その方の生前の気質を保っておいでです。
しかし、たまに、生前の頃のしがらみやストレスなどから解放されて、その方の本来の性質が明らかになることもあります。
救急搬送されて急死に一生を得たご主人。
ほとんど奇跡的に命を吹き返したものの、その後、医師たちからは回復のメドがないと言われながら、闘病の生活が始まりました。
Tさん(奥さま)や娘さん、息子さんも必死に意識を戻してほしいと願う日々が続き、ご主人らしい生命力で家族との関わりを持つ時間をしばらく持つことができました。
ご家族や近しいお身内にとって、お辛い時期でしたが、ご主人を不意にお見送りする瞬間が訪れ、その後は悲しみや複雑な想いの中、前に進み、懐かしんで思い出を話すような時間も増えてきたそうです。
Tさんやお嬢さんは、闘病中も、そしてお墓でお安みになってからも、ときどき
「今、どうしていますか?何か私たち家族に言ってるようなこと、ありますか?」
と、カウンセリングの合間にもお尋ねになります。
それは、決して死を受け入れていない、というニュアンスではなく、ごく身近な、あるいは大切な人を肉体的に亡くした人たちがわかる、感覚的な言葉です。
ご主人は、肉体から逝かれて数ヶ月経ったこの早春には、あちらの世界で多くの魂と再会されているような明るいご様子が伺えました。
毛髪のストレス症状を気にしている息子さんに「あまり頭を掻くな」と注意を促したり、
「よくお墓まいりに来てくれる人がいる」様子を語られたり(実際は弟さんがウォーキングのついでにお参りに行かれるとのこと)、
娘さんや義理の妹さんにも、ちょっとした気持ちをお伝えでした。
何よりTさんには、生前は恥ずかしいのか、照れ隠しなのか、感謝の気持ちをきちんと伝えたことはなかったはずが、
「(今は気が楽になったから言える)ありがとう」
という言葉をおっしゃっていました。
Tさんは「私のこと、怖かったのかしら?」と(苦笑)。
怖いというより、ご主人なりに奥さまには気を使ったり、余計なことをいうのを避けていたご様子でした。
もともと、とても仲のよいご家族ですから、ご主人の魂(意識体)はこれからもずっと側にいらっしゃるでしょう。
就職1年目をなんとか終える頃、仕事と将来のことでオーラリーディングのセッションを受けにいらしたSさん。
女系が強いお家の印象です。
いろいろな情報を読み進めるうちに、ふっとSさんのお祖母さんが、その場を借りて?言いたいこと、ご伝言があるのがわかりました。
このような霊的な意識に近いところでリーディングをしていると、普段からご本人の近くにいらっしゃるはずのお身内の霊体の方が、セッションに参加してくださるものです。
お祖母さんは、
「家の中がホコリっぽいこと。拭き掃除をしてほしいこと」をSさんのお母様に娘のSさんから伝えてほしいとのこと(笑)
Sさん「アァ、おばあちゃん言いそう!生きてるときから、お母さんとよくケンカしてましたから」
と、可笑しそうに笑っていました。
お祖母さん、いつも気になっていらしたんでしょうね。
兄弟の揉め事で、一生一大のトラブルを体験したTさん。
父の代からの家業を継ぐはずが、長兄の態度が一変し、仕事だけなくこれまでの家族関係や人間関係を失うことになりました。
時の経過とともに、事態は後半戦に向かうなか、Tさんは当初の憤りや怒りから、だんだんお気持ちに変化が起こってきました。
ただ、父を慕う気持ちのあるTさんは、
「父の築いてきた仕事を考えると(今は荒れている家業を)無念だと思いますが」と。
こちらから拝見する限り、長兄は相応の黒い影響下にあること、そして、この一見すると大変な災いが、実は家業にとっては質然の贖罪であり、Tさん自身にとっても再出発を意味するようです。
収束するには、もう少々時間はかかりそうですが、Tさんにとって前向きな状況に変化していくでしょう。
権利、お金、裁判のからむケースはなかなか重たいものです。
セッションが終わり、Tさんをお見送りすると、ふっと「ありがとう」という頑健そうなお声が聞こえました。
・・・お父様のようでした。
あちらの世界の方々との交流は、概ね和やかなものです。
実際にセラピーにいらっしゃるクライアントの皆さまとともに、あちらの世界の方々も等しくたくさんいらっして、セッションを助けてくださるものです。
感謝を込めて・・・
癒しフェアの講演、ワークショップでも、このような霊的なお話もさせていただこうと思います!
3月11日(土)12:00「スピリチュアルあるある」
3月11日(土)15:15「タイムトラベルセラピーで意識を覚醒〜精神宇宙を旅する」