ハートは、1分1秒休むことなく、寡黙に働いてくれています。
ハート(Heart)=心臓
血液を送り続ける源だけでなく、さまざまな生命活動、生活を続けさせてくれている、とても大切な臓器です。
血液循環や心臓としての働きはもちろん、あらゆる感覚や感性、愛情、愛、信頼、自信など、何気なく日々生きる中で、大切な働きを支えています。
血液ドロドロといわれる状態や、心臓自体に症状があるときは、感覚や感性、愛・・・相応な常態です。
臓器としてのハート、愛や心としてのハートとも、静かに働いていますが、癒しやいたわりを心がけると、かなり元気になるものです。
普通にやる気が出る
こだわりや心のしこり、悲しかったことから少しずつ吹っ切れる
前向きな感覚や性質になる
より自分の健康や心を大切にする生き方に変わる
・・・などなど、
ハートセラピーで、心の中にある不愉快なモノをデトックスしたSさん。
スッキリしたはずが、Sさん自身は歩こうとすると、力が抜けてしまって、むしろ気だるく感じるとのこと。
そこで、Sさんのハートにご自身の手を置いて、子供や小さな生き物をいたわるように「よし、よし」とハートにゆっくり語りかけてもらいました。
よし、よし・・・頑張ったね、お疲れだね、ありがとうね、そうなんだね・・・そんなニュアンスでしょうか。
すると、ハートの方は、すぐに元気な反応を返し始めてきました。
Sさん「今度はちゃんとしっかり歩ける、足に力を感じる」
・・・大丈夫そうですね!
「なんだかショックが多すぎて・・・ハートに元気がない。前は楽しかったはずのことが、どうでもよく思えたり。つまらないし・・・
何かやろうと思っても、それをやった方がいいのか?正しいのかにこだわって、自分でもわからなくなるし・・・」と、Nさんはモヤモヤしていらっしゃいます。
Sさんと同じように、ハートを感じる胸のあたりに手を置いてもらいました。
Nさん「なんだか、冷たい・・・・堅いかな」
自分があえて関心を向け、注意を払うと、ハートはなんらかの信号、反応を伝えてきます。
冷たさ、堅さを柔らげる方法をハートに尋ねてもらうと
Nさん「ごちゃごちゃ考えないで・・・って(ハートが)言ってる気がします」
思考は時に自然な流れをブロックします。
判断や批判的な考えが濃くなりすぎると、それは抵抗力やコントロールになりますね。
抵抗やコントロールは、疑いや不信感を生みます。
抵抗やコントロールをやめて、自然な流れを由とするとき、疑いや不信感は、信頼や受容する心になります。
ハートを癒す、いたわることはとても簡単。
手を当てて、しばらく心臓の鼓動やハートのエネルギーを感じてみましょう。
身体の健康面をケアする段階でも、ハート・心を癒すと、機能や健康状態に少なからず良い影響があります。
癒し、ヒーリングは、そこに生命エネルギー、関心、愛情・・・それらに伴う手間やいたわりの活動が集まります。
無関心や無視、否定的な治療や扱いをしてしまうと、余計に悪化してしまいます。
いかなる症状、病巣、心や魂の傷、トラウマ、カルマ・・・いずれも自分の大切な部分です。
医学的には、心臓の裏?周辺?には多数の神経があり、それらがストレスや心理的作用に対して敏感に反応するとのことです。