先週末のセンター試験(私の受験時代は「共通一次」でした)を受けた受験生の皆さんは、目下、受験という進路の明暗を決める真剣な時期ですね。
受験生を持つ親御さん、とりわけ母親にとって、ヘタをすると子供たちよりも合否待ちが怖い時期です。
試験ではありませんが、会社勤めの社会人にとって、春の辞令が近く、そろそろ内示を受ける職場もあるようです。
先ほどクライアントのSさんから
「明日異動の内命日。落ち着きません!良いところに異動したい、という思い出いっぱいです。心の持ちようを教えてください!」という切なるメールが届きました。
特に深刻な画像はなく、淡々と構えていてよろしいようですが(笑)
あえて、Sさんのメッセージから、似たような事態を迎えている社会人、受験の結果待ちをする学生・生徒さんに向けて、ヒントを受け取ってみましょう。
究極の人生の進路は、うまく導かれています。
選択肢が自分に与えられているときも、周りによって決められるようなときも、人生を俯瞰してみると、結局うまく導かれているようです。
あいにく、不安や心配、ストレスなど調子が悪いときは、目線や意識は下を向いていますから、うまく導かれていることに気づけず、進路をどうにかしなければ!と苦闘するかもしれません。
進路が導かれていることを実感するには、自らの意志で進路を選んで、動いてみる実体験を増やすのがコツです。
いずれの道もパラレルライフのように、繋がっています。
だから、どの道を選んでも、それは人生を生きる者の特権です。
年齢や人生の時期にもよりますが、とかく周りから進路、異動先を決めてもらえるときには(勝手に決められた!と思う方もところでしょうが)、冒険・チャレンジコースをもらっている可能性があります。
決まった進路・異動先に不服を感じ、意見をすることが可能であれば、やってみましょう。
その結果がどうであれ、それも導かれた進路です。
自主的に動ける人生は、結局、後悔や不満の少ない、納得した人生になります。
不安や不満足、恐れが多いと感じる人生は、他力に生きていることが多い人生のようです。
この春に卒業式を控えたOさんから、電話カウンセリングでご相談がありました。
お声が若いので、もしや学生さん?と思いきや、Oさんのお母様からの勧めだったようです。
「今・・・楽しくないんです。進路や就職は決めていません。バイトをしています。これから自分が何をしたいのかわからないし、自分の顔を鏡みると、気持ちが悪いというか・・・・」
どのように自分の状態を言葉で伝えたらいいのか、Oさんがなかなか言葉を見つけられないことは、うっすらと涙声になったことでもわかりました。
これまでの事情や学校での進路指導はともかくとして、そんなOさんに必要な情報を読み取ることにしました。
すると、すぐに「ソコにいるからだよ」という言葉が、シンプルに応えてきました。
Oさんのハイヤーセルフの声と思われました。
ソコとは、高校生でありながら、日頃の学校生活、バイト、友達関係、行動パターンが、マンネリ化して単調な常態であること。
安定、習慣化は、少し長引くと、、、退屈し、つまらなくなり、とても恵まれていることがあるのに気づかなくなります。
また、本来元気な魂や気質を持つ人ほど、病んでいくようです。
実年齢問わず、いつでも、人生の進路や分岐点に思えるときがきます。
元気なとき、選び進みたい道があるなら、夢や可能性を大いに信じてGO!!
身をもてあますような結果や進路を待ち構えるときは、導かれた進路を信じて明るく受け入れていくと、本当に素晴らしい進路に繋がっていくものです。
ちなみに、世界中にはむしろ「スリリングで冒険や探検がないと味気ない!」「生きている気がしない!」「道なき道を行く!」という人々がたくさんいますよ!
その他、心理・精神的には一般的な方法ですが、
深呼吸をして、背伸びをして体を広げるように伸ばす
落ち着く温かい飲み物を飲む(お酒はNG・・・オトナはアルコールが覚めるときに気持ちが落ちます)
体を動かす
お風呂などでリラックスする
これらは、物理的に体の代謝を上げることで、気・血行をよくします。
試験結果、辞令など、落ち着かない心を、身体が調整してくれるでしょう。
関連して、「All is Well きっとうまくいく」精神は大切。
インド・ボリウッドの名画が教えてくれます。
3idiots 邦題「きっと、うまくいく」 youtube, DVDで観れます。