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COLUMN

友人・知人の見極め方

相手の気持ち、本心、愛情や不満、人間関係の構図、利害関係・・・

セラピーやカウンセリングの中で、身近な人間関係の状況や認識を整理したい方は、とても多いものです。

 

表向きは「(相手について)どうでしょう?!」と、関係の見立てや答えを求めていらっしゃいますが、そういう方ほど、魂(根本)は人一倍マジメです。

そもそもスッキリしたい何かがあるわけです。

そこがスッキリしないと、対象の相手を変えて、また見立てや答えを求めていらっしゃいます。

  

今回は、友人・知人との付き合い方について、3つの見極め方のポイントをご紹介します。 

ケースバイケース、適宜応用する必要はありますが、誰にでも共通するヒントがあるかと思います。

リアルでもネット上の関係でも!

 

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 1)友人・知人とは、信頼できるよい関係のときと、そうでもないときがある。

  

「2016年は記憶に残る年だったと思います」とおっしゃるUさん。

仕事や恋愛は、いろいろありながらも充実した年末になりました。

イヤーリーディングで来年の人間模様を拝見。

 

「Uさんの近況や考え方について、表に出している態度のまま聞いてくれている友人たちと、心の内はそうでもない友人たちがいることに、気づいていますか?

羨ましさや、些細な焦りなのか、素直に共感できないような・・」

とお尋ねすると、Uさんご自身はあまり友人たちの反応の違いには気づいていないとのこと。 

「それじゃ、誰がちゃんと信頼してよい友人なんでしょうか?」と言わんばかりです。

 

Uさんと友人たちの現状の画像を視ると、心の内は明確ですが、そこが本質ではありません。

 

心裏腹に聞いている友人は、関係がわるい訳ではなく、友人自身の調子があまりよくないために、Uさんの話を穿って聞こえてしまっているようです。

 

そもそも友人、知人として縁あって出会い、付き合ってきたわけですから、基本的な波長は合っています。

しかし、お互い、人生・日々・いろいろとある中で、通じ合うスペックは異なります。 

いつも信頼できるよい関係のときばかりではないし、もし関心や価値観、タイミングが合わなければ、信頼し難いときもあります。

それらがあってこその友人、知人だと頭の片隅で心得ておくと、「今はこの友人にこの話ができる」「この知人には会おうと思っていたが、予定が合わない」などという自然な調整が起こります。

 

うまくできていますね!

 

Uさんが気持ちの奥に、友達に対して「みんなも、言わないけれど、いろいろなときがあるよね」という心づもりがあるなら、身構えることなく、自然と相手とあうタイミングのコミュニケーションが取れるでしょう。

  

2)相手との関係にリーダーシップをとる

 

少し勇気はいるかもしれません。

とかく・・・

 

人付き合いが苦手だと思っている 

他人を優先するタイプ

友人たちと集まると、誘われる側になることが多い 

3人以上のグループで集まる仲間の付き合いでは、どうも気疲れする

 

力の法則で、相手からのエネルギーを受け身状態で居続けると、バランスが悪くなり、居心地もよくありません。

  

同じ友人、仲間に対して関係性が出来上がっているなら、自分から声をかけたり、気楽に付き合える別の友人知人に対して、自分の方がリーダーシップをとってみましょう。

  

リーダーシップといっても、最初の声かけだけでもよいし、食事のメニューを決めるなど部分的なリーダーシップでも、バランスがよくなります。

初対面のきっかけに、自分から挨拶をするのも、関係のリーダーシップになりますよ。

 

考え方に煮詰まってくると、とかく身近な友人、人間関係としてご相談のお電話をいただくSさん。

 

「最近、子供ができたおかげで新しい方たち(ママ友)と知り合う機会が増えました。感じが良い方がいて、初対面に近いのに、私からLINEの交換を、と言ってしまったりしても相手は変なふうに思ってないでしょうか?!」と。

 

これまでの友人関係では、他にリーダー格、主導権を持ちたがる友達がいたため、Sさんは控え目、受け身でいることが多かったようです。

 

その影響もあってか、積極的に出ても良いのか?不安そうです。

もちろんOKですが、現実の人間関係において、積極的なスタンスを取るときのコツがもう一歩あります。

 

それは、積極的に出る相手に対しては、自分の心のうちに素直、正直であること。

気遣いをしすぎたり、気を回しすぎると、積極的なスタンスは止まります。

気遣いは、エネルギーを使うため、それ以上の関係を続けるパワーが不足します。

気を回すと、混乱や迷いが起こります。

 

Sさんが、知り合った感じの良い方にアプローチするなら、

「感じがいい方なので、LINEの交換をしても大丈夫でしょうか?」などと、心のうちを付け加えても、よい感じですね。

 

3)人間関係を変えたくなったら、鏡の法則を思い出す

とりわけ、スピリチュアルやセルフヘルプに関心の高い方々の中には、

「自分の価値観や生き方が変わり、より本質的になると、これまでの(人間)関係が変わる」というセオリーが普及しています。

 

関係が変わる中には、接点がなくなったり、離別などの形の変化が伴うことが事例として挙げられています。

 

とかく、違和感や不快感として、その人間関係に居心地のわるさを感じるときこそ、相手との関係性やスピリチュアルの法則に当てはめると、歪んだような解釈になりがちです。

 

微妙な話ですが。

 

「鏡の法則として、相手や相手に見えることが自分を投影している」こともご存知の人は多いでしょう。

しかし、鏡に映っている相手側や関係の方を見ている限り、本質はほとんど変わりません。

鏡に映る様子から、状況の理解ができているに過ぎないでしょう。

 

ポイントは鏡の法則(自己投影)に(少なくとも)気づいたなら、鏡そのものから離れて、自分の取り組む課題(人間関係の件に限らず、自分の専念すること)に集中することです。

集中しないと、鏡に映って見えたものが、また戻ってきます。

 

「人生の目標」とも呼べる勉強に取り組んでいるGさん。

勉強の波から外れてくると、職場や周りの人間関係のストレスが一気に押し寄せ、肝心の勉強に手がつかなくなるそうです。

 

今年のご相談はそのテーマがメインでしたが、いよいよ年の瀬のクリアランスセラピーで、五感を通して、徹底的に自分の感覚と存在感を実感しながら、「周りと自己の空間をじっくり体験」していただきました。

すると、他者が全く気に障らないほどの、「気持ちよく自分がいることに集中する」体感が湧いてきたようです。

 

人間関係が映り込んだ鏡にパワーを取られていた常態から、鏡を離れて、「自分の存在」にパワーを取り戻したことになります。

長い間、鏡に映すような習慣がある方の場合、「自分の存在」を実感することに慣れるには、相応の練習・習慣化が肝要です。

 マインドフルネス瞑想や、呼吸法などを習慣化するのも、自分がブレないコツですね。

 

 

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