向島近くの老舗名店「言問団子」の店先から、長命寺方向を眺めると、冬らしからぬ桃色の花をつけた木が見えました。 

IMG_0228

 

団子を待ちながら・・・

 

志麻「なんか、桜?桃?っぽい木ですね〜?」

まさか、桜や桃以外の木であろうと想定したのですが・・・

 

店のお姉さん「桜です(キッパリ)」

 

 みんなに聞かれて、話飽きているご様子なので、私もそれ以上のことを知る為に、驚きのリアクションを強調して詳細を聞きとりましたてへぺろうさぎ

 

桜の名前は、フユザクラ、ショウガツザクラというそうです。

 

10月から冬にかけて比較的長い期間咲いており、文字どおり、お正月も鑑賞できるのだとか。

 

程なく、奥から”店の奥さん”が、作り立てのほの温かい「言問団子」の箱を手提げ袋に入れ、「お待たせしました」と下町笑顔で手渡してくれました。

  IMG_0229 

お店を出て、そのまま団子を手に、しばし鑑賞。

 

春の桜より、花びらや色合いが淡い(薄い)感じはしますね。

  IMG_0226

人通りの少ない月曜の午前中にも似つかわしい季節の発見でした。

 ちょうど太陽の加減が、スカイツリーの後光になっています。

 

ちなみに、言問団子(ことといだんご)は、子供の頃から知っている和菓子の一つ。

 

読み慣れない漢字が出てくると、音読みするのか?訓読みでもいけるのか?などと、試し読みをする年頃でしたから、心の中では「ごんもんだんご」と呼んだりするのを、くだらなく面白いと思っていました。 

 

よく「花より団子」と言いますが、今や、ちゃんとお花にも関心がいくお年頃になっています(笑)

 

まぁ、言問団子をいただくと、大きさよし、3色の色合いよし、同じ団子丸でも餡の微妙な柔らかさと風味の違いがよし・・・江戸末期の人々も同じものを食べていたのかなと、想いをはせます。

やっぱり、桜より団子の話のほうが多かったかも・・・てへぺろうさぎ

 

言問団子さんHP