昨今の日本の夏は、うらめしや〜系の幽霊の影が薄いように思います(もともと存在は薄いのだが)
日本の怪談には、日本らしいメンタル、情緒、愁いを感じるものです。
日本人ならではの控えめさと、一方では陰気や執念のようなこだわりもありますね。
さて、この「うらめしや〜」は、肉体を持って生きている人間の心理の中にあるものです。
報われない、浮ばれない、未消化な気持ちや情念です。
秋からの転職を前に、オーラリーディングを受けにいらしたMさん。
お仕事だけでなく、プライベートも新しい兆しがあり、だいぶ晴れやかなご様子です。
そんなMさんのリーディングを進めていくと、柳の木の下の「うらめしや」画像が視えて参りました。
どうやら、前職の上司やお仕事の中に、浮かばれない努力や評価があるようです。
ご本人の顕在意識では、転職が決まり、気にしていないはずですが、この手のエネルギーは比重の重たい液体が沈むように、心の底に沈むものです。
さて、この「うらめしや〜」をいかに処理しましょう?
デトックスや浄化などのモダンなやり方もございますが(笑)
情念には、諭し(さとし)が必要です。
この場合、相手を責めるという元気はありません。
受身的に、「相手を許す」という悟りもありますが、それではまた半分の手放ししか起こりません。
直接相手に対して思いや感情を伝えることができない時は、
そういう経験をした自分を許す、認める、癒すという諭しが功を奏します。
具体的にどうこうして許す、認める、癒す・・・というより、自分に向き合ってあげるということで、昇華し、諭しになります。
これは、過去の失恋や不本意な出来事、行き場のない思いを抱える経験に対して悲しんだり傷ついた心の根底に、(無意識に)浮かばれない、報われない経験をしたハートにもよくあることです。
他人や周りからではなく、あなた自身で諭さないと、解放されないものです。
また、未消化なままの「うらめしや〜」を抱いていると、同じように他人から恨めしく思われたり、嫌煙されてしまうものです。
なんだか、余計に哀しいですよね
日本風のJapanese Ghost画像はリアルに怖かったので・・・ハロウィン風の女の子を採用
裏のメシ屋の話でした・・・