口数が少なく、言うべきことが足りないゆえトラブルになったり、「口は災いの元」になるなど、相手に何をどこまで伝えるのか?
伝え方や加減によって、かなり相手との関係は変わっていきます。
だいたい「今ベース」にしっかり意識が定まり、グラウンディングしていると、その加減は自動的に調整できます。
「今」の集中度が精査され、雑味がないほど、文字どおり「つながる」コミュニケーション度が上がります。
そこは、一般的なコミュニケーション論や、コミュニケーション指導(トレーニング)でマニュアル化するレベルとは、コミュニケーションの本質が異なります。
誰にでも当てはめて、ハウツーにできないため(学校や会社でマニュアル化できない可能性が高い)・・・
以下、少々、みなさまの意識を広げて、お読みくださいませ
(注:天使や霊的存在とのコミュニケーション・・・のトピックではありません)
2つ代表的な、人間同士のスピリチュアル・コミュニケーション現象をご紹介します。
すでに身に覚えがある方、実践している玄人さんがいらっしゃるかもしれません。
1)相手に伝えようと心の中で思っているのに、タイミングがかみ合わない。
または、話すのを控えようと思っているのに、話の流れがそちらへ向かう。
・・・という自動調整。
マインドや思考は、慣れたやり方や常識がありますから、それに従おうとします。
しかし、「今ベース」にいることで、その場の空気(=エネルギー)が、本来の自然なコミュニケーションを優先します。
伝えそびれたようで、伝える必要がないことであったり。
言うべきか、言わぬべきか迷っているうちに、告げるタイミングがもたらされるわけです。
例えば、透視カウンセリングで入ってくる「情報」は、世間常識としては、相手に伝えるのを憚られるような内容があります。
しかし、出てきた「情報」はお相手に、そのまま伝えて良いものです。
カウンセラー側の先入観があると、おかしな手加減をしがちですが、相手にとっては、むしろ自然な内容の事も多いからです。
カウンセリングやお相手の状況に「今ベース」に集中するほど、加減をするような「雑念」はわかず、ストレートに伝えることになります。
ちなみに、セッションでは、直球で伝えることが自然な私ですが、ルールやマナーのある場では、そのコミュニケーション流儀に従います。
自動的に「今の場」のエネルギーを感じ取ることで、お互いがスムーズなコミュニケーションになります。
2)続いて、2人で対面して会話したりコミュニケーションを取っている時に起こりやすい現象です。
稀に、3人以上の「氣の通った」グループでも起こります。
通称「ハイヤーセルフ同士の会話」と呼びます。
例えば、相手Aさんと、お互いに口から発する言葉で、一般的な会話をしているとします。
すると、副次音声的に、お互いの意識の会話が交わされます。
一般的な会話の内容と関連することもあれば、全く別トピックのこともあります。
自分もAさんも、お互いのハイヤーセルフが会話し合っていると認識できることもあれば、自分(片方の人)しか、ハイヤーセルフ同士の会話を聞けない時もあります。
その時は、相手のAさんのハイヤーセルフは、Aさんの無意識(潜在意識の深いところ)にあり、Aさん自身が自覚していないだけです。
両者あるいは、片側がやりとりしている「ハイヤーセルフの会話」が果たして、マインドの作り出した思い込みや先入観なのか?はたまた、よその低級霊さんかもしれない?!
・・・と賢明な方はお気づきでしょう!
ナイス・ポイント!!
ハイヤーセルフは、位置空間で捉えると、お互いの頭の位置より上方から聴こえる(知覚的音声)ものです。
目線より下の場合は、相手に関わる人物の霊体(生き霊)や、通りすがりに関わりたがっている低級霊の可能性があります。
余計なちょっかいを出すところ、人を惑わすところが、低級霊と申しましょうか(笑)・・・しかも、もっともらしいこと、偉そうなことを語ってきますから、魔が差さないよう、気を付けましょう!
この辺りは、肉体を持っている人間、霊体とも同じこと・・・識別眼を養いましょう〜
「ハイヤーセルフ同士」のコミュニケーションは、思いやリや共感意識によって波長が合うと起こりやすいです。
実際の関係が、普段関わりのない相手、利害関係の有無に限らず、波長やタイミングが偶発的に(もっとも必然というべきか)起こします。
なお、頭の位置よりさらに高い(室内なら天井くらいか)ところから知覚的な会話が聞こえる時は、相手のスピリッツガイド(守護している霊的な存在、ご先祖、特殊分野のサポートをしている存在etc)の場合もあります。
そのスピリッツガイドを従えているご本人に、代わり伝えて欲しいメッセージを持っている場合が多いようです。
しかし、霊格の高いとされるガイドほど、伝えるか如何は、自由意志に委ねてくださいますね。