症状や病気は、とかく「自分」とは別モノと思っている方が多いと思います。
よって、患っている症状や病気の部位が特定できたなら、ソコだけを治療、施術することで快方に向かうと考えます。
症状に対して否定的な思いがありますよね。
その症状のせいで、身動きや自由が利かなくなりますから。
さて、デトックスセラピーや7チャクラマジックのワークショップでは、皆さま何気な~く、体調不良や痛みを告白されます。
治したいとはハッキリ言えないけれど、「病は気から」と言うし、精神的な気づきが症状に作用することは、衆知の事実です。
とはいえ、セラピーや代替医療では、「治療」「治る」は禁句です。
しかし、それは法律的にも、エネルギー的にもごもっとも
代替医療では、治癒する力は本人によるもので、そのサポートをする施術というスタンスがあります。
ときには長期に及ぶことも、または(皮肉ではなく)治ることを拒むこともプロセスです。
Tさんは、早春デトックスセラピーで「つかれやすい」要因と向き合いました。
疲れの自覚がある間は、それほど肉体まで侵されてはいません。
Shima「疲れを感じる部分にフォーカスしてください・・・どこから発症していますか?」
Tさん「頭が重たい、疲れていますが・・・その元は歯茎です~」(ご本人も意外そう!)
疲れの元となる歯茎を内観していただくと・・・
グレー、圧迫感、山みたな三角形、家を引っ越して家族がバラバラに感じられてから発生した・・・
などの特徴が視えてきました。
ココで、その症状に名前をつけてもらいます。つまり、症状を否定せず、一旦それを受け入れる、認めるという働きがあります。
Tさん「とんがり山」
Shima「なぜ歯茎に疲れのもとがあるのですか?」
Tさん「(とんがり山いわく)言葉が乱暴だから?!」と。
実際に、Tさんが乱暴な言葉を発するというより、ストレスを感じ、心の中でも悪態をついていたようです。
また、歯・口周りは、コミュニケーションや自己表現のテーマが現れやすいのです。
ここで、症状の2次的利得を尋ねます。つまり、イヤな症状や病気のおかげで、意外にも恩恵・利得がある・・・というわけ。
Tさん「(とんがり山)体を休めるため」
体を休めるために、働いてくれた「とんがり山」の厚労を認め(これ大事!)、
その後は、歯茎や疲れやすい以外の代替行動を質問します。
Tさんの場合、体を休める作用に等しい行動や心がけになることですね。
Tさん「子供たちの機嫌をとるのをやめる。お散歩をしたり筋トレなど軽い運動をする。あと・・・主人と仲良くする。出かけるときに優しい言葉がけをする」
とんがり山から代替行動の提案がありました。
個人差はありますが、このようなセラピーや潜在意識に関心がある方は「その気(け)がある」ため、セラピーでの気づきを実践されると、快方に向かいます。
首こり、肩こりの症状から「やらなくちゃ、という責任感、義務感をやめる」メッセージをもらったり、
白髪から「頭のマッサージ、ほぐしてほしい」という情報をもらったり、
乳癌の腫瘍から「自分の心のまま、自由に生きたらいい」と気づいたり、
その方の抱えてきた症状や病気は、誰より一番にあなたの気を引こうとしているようです。
稀に、家族や周りの人たちのアテンション(注目・関心)や愛情を求めているケースもあります。
早春のデトックスセラピー