肉体の体重については後ほど言及しますが、まずは、目に視えない重さの話から。
「アノ人って重たいよね」という無意識の発言は、アノ人の重さ(気持ちの重さ、憂鬱、先延ばし癖、ネガティブな考え)などを感じ取っているので、無意識に出てきますね。
意識を高めよう、よりよく活きたいと思うときには、自分のあり方を柔軟に軽くするほうがベターです。
しかし、当の本人が意識を下げていたり、頑固に重たくしており、周りの世界によって不自由にさせられている(と認識している)ことがしばしばです。
内側の意識に焦点を当てることがわかり実践している方には、このカラクリがわかりますが、人生のある段階では、外部の状況や他人などが、自分の制約になっているように感じます。
あるいは、理由もわからず、どうもうまくゆかない・・・身動きが取れないと、思ってしまうでしょう。
漠然ながら、これからの生き方を刷新したいと思っているSさん。
第3チャクラのテーマである、自信や行動を伴う直感力について、どんな情報があるかリーディングしました。
すると、運動場で重たい米俵のようなものを紐で引きずっているSさんの姿が視えてきます。
どうやら、前世でも、重たいものを引きずっている画像が・・・(それだけ性分のような癖なのですね)
そのためか、日頃からSさんは、物事や経験に対して、自らが重たさの負荷をつけているようです。
つまり、実際の重さに対して「あぁ、これは重たいな、力がいるな」という解釈や判断があり、実際の重量よりも重たくしてきました。
たとえば、「この仕事は大変そうだな」「この人たちは厄介だな」「ここに行ったら疲れそう」などなど。
この重さの認識がSさんの生き方、あり方に重量を与えていました。
自分で自分の体重を感じにくいように(わかるときもありますが)自らがかけている余計な負荷は、なかなか認識しにくいですね。
ちなみに、このような内在する意識にフォーカスする波動では、過去世の影響は、今の意識を変えてしまうと、因果関係は意義を為さなくなります。
Tさんの第3チャクラをリーディングでも、関連のある情報が現れました。
それは、Tさんが(イメージのビジョンの中で)運動場に、自分でハードルを立ててはそれを飛び越えようとする画像でした。
ハードルをうまく飛び越えられることもあれば、足を引っ掛けてしまったり。
まさに、自分で障害物競争を作っている様です。
なぜTさんがそのような障害物競争を初めたのか?そのきっかけを(潜在意識に)尋ねてみると、かつて、体育の先生にあるトレーニングの目的でやることを勧められたから・・・のようです。
体育の先生とは・・・ある過去の学習や価値観です。
今のTさんがこのようなハードルで障害物の練習をするか、しないかは、選択のひとつです。
ただ、Tさんご自身は、今や具体的な目的がない障害物競争をするのは、選ばないでしょう。
さて、現代人の多くが気にするダイエット。
それも健康のために必要なダイエットが必要な方は、おそらく同じように、惰性または習性のようにして、本質的に不要な負荷をかけているのかもしれません。
それに気づいて、軽くしてあげると、面白いほど物質レベルの体重、体型も好ましく変化していくでしょう。
余談ですが、霊的な存在の負荷(生霊を含む)を知らぬ間に引き受けていると、それほど食べていないのに太ってみえたり浮腫んだりします。