「私は、周りの人たちからどんなふうに見られて(思われて)いるんでしょう?」

「◯◯さん(特定の人・異性・上司・友達など)から、どう思われているか気になります」


このようなご相談は、通年とおしてあるものです。


本来の自分(素顔・素直な自分)のことが分からなくなると、人の目を気にし始めます。

周りに順応して合わしている期間が長くなったり、本心や本音を出すことがなかったり、のびのびとした自分らしさを発揮できない期間が続くと、周りの目や言葉に意識がいきます。

そうやって、自分を知ろうとするわけですね。



「周りから自分は好かれていないのではないか?」
「評価してもらえていないのではないか?」
「嫌われてないかしら?」


と具体的な切り口があるときは、ご本人が自分に対して抱いている無意識の本心です(=深層心理)。

他人とだんだん深く関わると、自分をいろいろな切り口で知ったり、未開拓な素養を引き出されたりして、よいもわるいも、愉しいものです。

相手/みんなとの関わりを通して、自分を知ったり、ストレスを受けたり、楽しさや能力が倍増したり・・・その受け止め方もさまざまです。


しかし、もし少数・多数かかわらず、人と関わることにストレスがあるとすれば、それは本人の「何かが」反応しています。

これは、ことごとくクイズ・謎解きなのですが、何が反応しているのかを解くと、スッキリするものです。


この夏、「人の目が気になる」「恋人・夫の気持ちがわからない」「ストレスを与える人ばかり」etc とさまざまなケース多数。

メールのお問い合わせもありましたので、以下、ご参考に!



「一生懸命仕事をし社歴も長いのに、仕事をしていない◯◯さんより給与が低いのです!」と憤慨するSさん。

まずご自分が自己評価を上げた仕事をしていくように、キャリアに対して働きかける必要があります。
たとえ上から任された仕事であっても、不満が多くやりがいを感じていないままでは、自己評価も他者評価も下がります。

特に年齢や経験にみあった仕事の姿勢であるのか?(自分で気づきにくいですが)見直してみましょう。




「好意を寄せている職場の彼からどう思われているのか?」という恋愛相談も数ケース。

 

Lady_fortunetelling

 

実はこのようなご相談は、波動が重たいものです。

相手の気持ち・本心を知りたい・・・という表の発言に対して、本当は自分の本心が知りたい・・・というトリックが働いています。

占いのご相談であるなら、そのままお相手の気持ちを読んでお伝えすれば済みます。

しかし、それをリーディングしても、真実(TRUTH)ではなく、ある価値観(truth)でしかありません

カウンセリングやセラピーとなると、「なぜその質問をしているのか?気になるのか?」までクライアントの無意識に尋ねてみないと、遠回りになるか、堂々巡りになるでしょう。


相手の気持ちを知りたいという方のほとんどは、自分自身や相手や恋愛とちゃんと向き合うことに、まだ何か恐れがある段階です。

あるいは、未知なる自己が、相手との関わりで引き出されようとしています。


でも、それでいいのです・・・正面から向き合うほうが本当は楽しかったりしますが、その楽しさの前のスリリングな境地も愉しい(たのしい)時期ですから。



長年の夫婦&子育て生活を経て・・・さて、夫の気持ちがわからない。
「ただ、疲れます・・・」

夏休みで家族が揃うせいか、限界値に達するのでしょうか。


夫が会話をしない、何かをいってもケンカ越し、家にいても寝てたりテレビみたりという態度ばかり・・・

一般的に会話をすることで、相手を知りたいと思うのがオンナの心理と言われています。

一方で、そのような(良妻賢母タイプに多い)方ほど、夫や家庭に対して、ご自分を抑えて生きてきています。

気づいたときには、「私はどうしたいのかしら?」と思うと同時に、パートナーである夫にその答えを求めたいのですが・・・あぁ、その夫の態度が・・・となります。



いずれも、人の目・相手の思いが気になって悩まれる方は、「ありのままの自分でいてよい」という自信を思い出す、あるいはリフレッシュしたり、過去はともかくこれから自信を養っていかれるとよい時です。

「周りにムカつく奴ばかりいる!」などという方は、我慢しているご自分に愛想をつかせている、我慢している自分を誰も認めてくれない、と思っていたりしますね。



昨年のアナ雪「ありの~ままの~♪」が、とても流行ったのは、そういう多くの方の心境と共鳴したのかもしれませんね。