お天気はやや雨空でしたが、みなさんで楽しい年末のひと時を過ごさせていただきました。とかく土日のアウタヌーンティーはせわしないのですが、平日12時のスタートは、静かで落ち着きます。
有閑マダム的な?
第一弾は、マンダリンオリエンタルホテル38階のラウンジ。一望の風景と、眼下には、偶然にも「円マーク」(日本銀行)を見下ろす、窓際のお席をご用意くださいました。
コの字型の席に窓を眺めて座り、全員が景色を楽しめるのです。
ウェウカムドリンクは、ノンアルコールのジンジャーとレモンをベースにしたカクテル。生姜のナマ絞り感強し。爽やかな生姜の風味がギンギンして、この冬の季節、体に効く美味しさ。
紅茶のオーダーとともに、早速アフタヌーンセットの3段プレートが運ばれて参りました
プレートセット全景を撮りましたが、ひとつひとつが繊細な作りです。味のバランスは技巧的な細工よりも優先され、おなかに健やかな味わいでした。
手前は言われればわかる?サーモンといくらの親子(?)プチパンケーキ。口に入れたとき、風味と味の濃さがちょうどいいサイズ。
指でつまめるサイズのプチ・バンズには、彩よくカラフルなベジとカラントの実がトッピング。
作りたてのサンドイッチは、しっとり。このようなキュウリのレイヤー重ねは、家庭ではほぼありえない贅沢。この発想は、巻き寿司の中表と同じ構造かしら?
奥のミートパイ。中身のビーフは、余計なものが入っておらず、ホテル厨房お手製コンビーフのように、長時間かけて(ひき肉ではなく)ビーフを柔らかく煮てほぐしたような濃厚さです。パイ生地は薄す軽くサクサク。
2段目。チーズケーキの上のチェリーは、洋酒がじんわり浸透し、大人味なスイーツ仕上げに。マカロンは、きっとチョコレートの文字の都合でアップサイドダウンにしたのかしら?読んでみるとMandarin Oriental Hotelと書いてある。みんな気づかずにパクリ食べちゃうんでしょうね。
スパイスとドライフルーツの欧州風味が香るクリスマスケーキは、スイーツというより、季節をいただいている感じ。
最上段は、プチケーキ。本来の大きさをスモールライトで小型化し、味と個性は一作一作のバランスが保たれています。
中央のマロンパイは、濃厚なチェスナッツ、一口、二口で十分満足。ピスタチオ?抹茶?・・・正解はピスタチ。ナッツで食べるよりも、芳しさが主張してきます。色が美味しい。
シュガーコーティングされたプチケーキは、これひとつで紅茶1杯いただける洋菓子の存在感あり。
ダージリン、アールグレイなどの伝統的な王道から、ラベンダー、オランジュチョコレートなど、かなりフレーバーを主張するアレンジ〜ティー、ブレンドコーヒーまで、ひととおり揃っています。
メニューは、一般人にわかりやすく、まさに飲み放題!そぐわない表現ですが(笑)飲みきると、すぐ紅茶メニューを持ってきてくださり、サービスが行き届いていて嬉しい
後半には、焼きたてのスコーン。ホテルのアフティーサイズ。レモンクリーム、ストロベリーとシャンパンのジャム(あまりシャンパン感はないが)、ややバター感が強いクロテッドクリームをつけて。
このあたりで珈琲豆リーディング。
ちょうど私の横にスツールがあって、ミニセッションにちょうどいい!引っ越しのこと、将来の活動の見通し、仕事の不安など、寸鉄でお応えします
この日は、お昼プランということもあり、全員、ホテルからアメニティーのギフトをいただきました。たぶん実際にホテルで使われている品と思われます。嬉しい〜
志麻ヒプノからのギフトは、オーディオセラピー。この会は、各々の希望により全員が「心のブロックと痛みを解放する瞑想」。ちょうど前日届いた、開運カレンダーとともに。
こちらのアフタヌーンティーセットは、各メニューの構成とバランスがよく検討されていて、全体に美味しさと満足感が時間と味わいが演出されていますね。トータルで考えられ、サービスされている総合力を感じました。
みなさんとの会話&アフタヌーンティをいただく調和がとれて、「こういうの、いい2時間ですよね〜」と満足感を味わってくださったです。
日本橋というお土地柄もありますが、上品で落ち着いた時間とサービスを愉しみたい方におススメしたい、マンダリンオリエンタルホテル38階のラウンジです。
オフィシャルサイトのお写真より、昼間は明るくナチュラル感があります。