占い業界では、恋愛・失恋・復縁・不倫といった、男女関係のご相談に7割以上集中します。
いろいろな手法・技法があり、その中には、透視(サイキック)や霊視を使うセンセー方も結構おられますね。
透視・霊視は、(味気ない言い方ですが)どう活用するかで、重宝なものにもなるし、困ったことも起こります。
車、薬、技術、科学をはじめ、どんな便利でよい物にも共通する一長一短があります。
厳密に適正・不適正かは線引きできませんが、結局、透視や霊視で知り得た情報をどう現実に使うのか、悟りや理解とするのか、という本人の意志が最も価値と結果を決めています。
これは、私が個人的に解釈する・・・透視が、その性質を活かされる領域での活用法です。
しかし、男女関係や恋愛で悩む波動の領域では、違う目的で用いられているようです。
恋愛や男女の悩み相談では、とかく相手の本心や将来のこと、お互いの相性等に焦点があたります。
そこは、透視的には少々ピントはずれなところです
そんなふうに考えているときは、自分の本心や感情とつながりたかったり、コミュニケーションを求めている証拠です。
本来なら、その相手とコミュニケーションが取れればベストですが、心理的には、誰でも・何でも対象はよいのです。
恋愛相談(だけに限りませんが)の本質は、誰か、何かと話したい、コミュニケーションをとりたがっている心の作用です。
息がつまっていたり、心が苦しいので、会話や呼吸を求めています。
会話や呼吸の本質・エッセンスは・・・(唐突ですが)愛です。
愛がないと、秘密を作ったり、こんなこと話せないと思い込んだり、呼吸が浅くなっています。
この愛は、生命力や元気とも同意です。
占い師の先生方にも、他の先生業界と同様、ピンからキリと言いますが、占いが水商売であるのは、愛や人とのつながりを求めて仮の世界にやってくる人々を相手にしている所以からかもしれません。
そこで、元気をもらえることもあれば、入り浸りになることもあります。
占いの先生方も、とてもお疲れになってしまう方、結構多いようですね