長年に渡り、志麻ヒプノのセラピーをご利用くださっている方々でも、前世療法を受けるのは初めて!というケースは少なくありません。

正直、私も驚きますがcoldsweats02これまでは透視カウンセリングやデトックスセラピーなど、別の手法でセッションを受けられたのですね。

 

志麻ヒプノの看板メニュー「タイムトラベルセラピー」をはじめ、いわゆるヒプノセラピー・インナーチャイルド・前世療法とは、ご自分自身で体験するセラピーです。

つまり、「特殊能力」とされる霊能力・透視能力・生まれもった何チャラを備えた者に、読み伝えてもらうことではありません。

 

専門の心得があるセラピスト(この場合ヒプノセラピスト)が、あなたの潜在意識を誘導して、ご自分で時空を遡り、この人生の過去を追体験したり、前世(=過去世)を映画のようにみたり、リアルに体感します。時間軸は自由になりますので、未来順行といって、この人生の未来や未来世へのタイムトリップも可能です。

 

もちろん、霊的能力者に教えてもらう事も、意識の変化やエネルギーを動かすことができますが・・・もちろん、クオリティーやレベルは様々ですね。

 

さて、ご自分で体験するとなると、

「ホントにそんなことできるの?」「私は鈍いので、そういう感性とかないから無理だと思う」

というご意見が続出します。

 

クライアントさん自身の多くが、

「ちゃんと見れるかどうか・・・大丈夫ですか?」と謙虚におっしゃいながら、受けにいらっしゃいます。

 

これについて、これから体験のコツをご紹介しますね。

 

この説明をしておかないと、本当は体験できているのに、「私はちゃんと体験できたのかしら」と現実に意識が戻ってから、?マークが払拭できません。

また、他所で前世療法を受けたことがある方が、潜在意識ではOKでも、顕在意識(表の意識)では十分納得しきれないままであることは、しばしばあります。

「初めてでそのときは体験できなかったんですが・・・スペインっぽい石畳が印象的で、踊り子をしていました」

ん?賢明な方はおわかりですね!ちゃんと体験した描写を語っていますが、それを受け入れられていないのが、ちょっと残念です。

 

前説が伸びました・・・では【前世療法体験のコツ】

 

◎ セラピストの誘導で思い浮かんできた、イメージ(内的なビジョン)や感覚、感情、ふっと思い浮かぶ音や言葉(内的なサウンド)を、そのまま受け入れて体験しましょう。そこで、「本当に見えてるのかな、感じているのかな?」と、アタマが働き始めると、せっかくの前世の情報が届かなくなります。もちろん、そのような疑いや思考が邪魔をしないよう、セラピストは予め誘導します。しかし、常々、何かを検証したり判断する能力が強い方、未知なる体験に慎重で用心深いと、つい働いてしまうようです。

  もちろん、みなさん個人差があります!そこで、「見えること」のたとえを挙げます。

 

◎ 夜、寝ている間に夢を見たことはありますね?その夢を「自分は本当に夢を見たのかな」と、夢で見たイメージや体験そのものを疑うことは、ほとんどしないでしょう。不可解な夢の意味を考えたりはしますが、夢を見たことは受け入れると思います。その「受け入れ」感覚と同じで、前世で浮かんできた人物像や経験を「受け入れ」るとサクサク、いろいろな場面へ移行できます。

 

◎ エッセイや小説を読書しているとき、登場人物の描写や風景描写を読みながら、アタマの中で自動的にスクリーンに映し出されていませんか?あまり自覚しないかもしれませんが、このときの「物語に対する理解」と似ています。自然に「わかる」ことができます。

 

◎ 現代人は、視覚優位です。「目で見る」と思うことを信じて受け入れる特徴があります。(※実際には、目の前にあっても、認識しなければ見えないし、絶対的な真実の視覚的情報はないのですが)

しかし、視覚・ビジョンで見えないけれど、「音や感覚でわかる」という見え方もあります。

カレーの匂いがすれば、カレーが目の前になくてもわかりますね。

また、「何も見えない」というのも、見えないという情報です。したがって、「前世の門をくぐったら、何も見えない、真っ暗!」という場合には、慌てずそのことをセラピストに伝えましょう。

見えない中に、必要な情報があったり、また見える情報のある時期に移行すればよいのですから。

 

「その人にとって受け入れやすい」ように体験できます。夜寝て夢をみているときは、浅いレベルの潜在意識ではありますが、それでも、「現実のあなたに起こっている状態」がデフォルメされたり、メタファによって、ご本人に意識情報によって「変換」されるのです。

漫画のように展開された前世療法を体験される方もいます。そう、漫画が大好きで、現実生活も漫画と接していることが多い方でした。

 

 

これらのことは、タイムトラベルセラピーや前世療法を受けるクライアントさんに(初めてのとき)お伝えしていることです。

また、ヒプノセラピストをめざす方が受講するヒプノセラピスト講座でも、セッションの進め方で「クライアントの説得材料」としてお教えてしているトピックです。

 

この夏、お盆シーズンは、ご本人の意志なのか、霊的なつながりのある守護の存在に導かれているのか、スピリチュアル度の高いタイムトラベルセラピーになっています。コツを掴むと、サクサク、移行体験が展開されます。複数の前世をオムニバス体験することも、珍しくありません。

 

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