前回は、ちょっとディープなテーマを抱えたインナーチャイルドをご紹介しました。
今回は、相反して、誰しもが潜在的にもっている明るく元気な「ワンダーチャイルド」たちの特性を7つご紹介します。
① 元気さ・生命の源:元気にはしゃぐ子供たちの姿を見たことがあるでしょう?まさにアノ元気さです。特徴は、声が大きかったり、わき上がる感情や表現を抑えようとしません。じっとしていないのも特徴です。また、すぐ風邪を引いたり、具合いがわるくなるのも、「すぐ反応する」元気さのバロメータです。
② 素直さ・正直さ:ある年令まで、子供たちは、気を遣ったり、噓をつくことを知りません。周りや大人達が、感じていることや言いたいことを加工したり抑えることを教えてしまいます。正直に素直にしたら叱られた、などの経験からも学びます。
③ 遊ぶ・創造能力:動物の中でも、遊んだり、工夫して何かを創ることは知能の高さを象徴しますね。遊んだり、創る能力には、楽しさや面白さを感じる感情が伴います。それらの感情を抑えてしまうと、遊び方やモノを創るところがストップしてしまいます。
④ 五感・第六感の発達:五感や第六感は、楽しんでいる自由な子供(大人も)ほど豊かです。赤ちゃんはあらゆる言語の音を聞き分ける、とまで言われています。大人になるにつれ、頻繁に使う五感に分類されていくため、退化する感覚が出てきます。
⑤ 無邪気さ:邪気が無いので、それだけピュアともいえます。それでは世の中渡れない?といった経験を経て、徐々に無邪気さは薄れていきます。
⑥ 真の豊さ・愛:大人が目先の豊さに惑わされていても、子供は何が大事かを見失ってはいないものです。まだ、あまり社会的な欲を知らないからかもしれません。「愛」とは、「存在」とか「信じる力」などにも例えられます。大人が子供を守ろうとする無意識の行為も、「愛」に呼応しているからです。
⑦ 宇宙とのつながり:ワンネスや一体感を、当たり前のように知っていたり、信じています。よく赤ちゃんたちや園児たちが集まっていて、ひとりが泣き出すと、みんながコーラスのように泣き出す・・・これもわかりやすいワンネス・一体感の現れです。大人がこれをやったらマズいですが(笑)・・・実は、大人たちも集合無意識でつながっていますし、特にそういう結びつきを強く感じるタイプの人たちも少なくありませんよ。
ヒプノセラピーでワンダーチャイルドと対面したり、自分自身がワンダーチャイルドだった頃を追体験すると、明るくなったり、温かい気持ちになります。元気にもなります。
今日は、サイキック講座上級で、お互いのワンダーチャイルドをリーディングしました。
読み手のほうも、「楽しかったです!」と明るく元気になっていましたね。