以前、コラムかアメブロでご紹介したことがあるかもしれません。
「魔法の椅子」は、NLPのアンカリングのテクニック「サークル・オブ・エクセレンス」の応用です。
何かテーマを決めて、そのために必要なパワーなどを充電して発火するための「椅子」を作る方法です。
魔法の椅子に座ると、エネルギーの温泉に入るような感覚になるでしょう。
今回は、あえて出かける前の数分で「魔法の椅子」を体験して、安心、元気に外出できるよう、文面でワークをご紹介いたしますね。
① 手頃な椅子を用意する。できれば「魔法の椅子」に仕立てるのに、お気に入りな椅子、ちょっと特別扱いしてよろしい椅子にしましょう。あなたは、椅子の座面に向かって立ちます。(椅子を見下ろす)
② 今日の外出には、どんなことがあったら素敵でしょう?元気に、明るく、有意義に、ワクワク、ハッピーでラッキーなことがあるよう、もちろん安全第一で・・・といったイメージを、「魔法の椅子」の上にどんどんのせていきます。ここはハリーポッター気分で、想像豊かにお願いします。画像イメージ、写真、動画、音声、感覚、匂い、感触、言葉、どんどん、どうぞ!
③ そこそこ十分に「魔法の椅子」に”搭載”したところで、「魔法の椅子」に座ってみましょう・・・すると、じわじわ〜っと、イメージや感覚が伝わってきます。
人よっては、温かくなったり、明るい光がみえたり、ウキウキが伝わってくるでしょう。
④ では、一度「魔法の椅子」から立ち上がります。そして、さらに、第二弾の魔法を送ります。のせ忘れているイメージ、音声、感覚、匂い、感触、言葉・・・贅沢にどうぞ!
⑤ 再び「魔法の椅子」に座ります。そして、今日の外出に十分なエネルギーをチャージしましょう。
さぁ、では立ち上がり・・・お出かけください。
このワークは、出かけるのがちょっと心配、いつも出かけると疲れてしまう、人ごみや電車が苦手・・・といった方にもおススメです。
電話カウンセリングで、長年の症状が最近頻発しているというお悩みがあったYさん。
外に出かけたほうが元気になることが多いものの、症状の不安に負けてしまうことが多いそうです。
特に、精神的なストレスで、体に症状を出しやすい方は、しばしこの魔法の椅子で、対処されるとよいでしょう。
症状が本人に出しているサインは、大元をたどると、ある価値観や思い込みが体の症状と結びついているケースが多いものです。