「いろいろ考えて、結局動けなくなる」、「変化したいと言いながらパッとした変化が起こらない」そんな方たちは、マインドで審判・審議する傾向があります。
概ね、真面目で、言われたことはきちんとこなす、周囲からの人当たりもよいタイプです。
しかし、いざ、自分がやりたいはずのことには、なかなか着手できなかったり、条件が揃っていても、頭が忙しく働き、動きを止めてしまいます。
似た現象に、「ジャッジ(批判)が強い」タイプがいます。表立って、相手を批判するというより、むしろ、心の中で無意識のうちに、批判的なモノの見方・考え方をします。
ジャッジ・タイプは、ジャッジする事で、他ならぬ自分の視野や考えの領域が狭くなります。
「審判・審議」タイプは、人の行動や態度を厳しく見ています。仕事等で管理する立場ならともかく、そうではないのに、常に特定の人たちの言動を、審判しています。
ご本人が一番休まらず、自分のプライベートの領域に構うことが難しくなります。審判・審議することがメインの仕事になるからです。
だから、特定の人たちが望ましい態度を取っていないと審判するかぎり、その仕事を放って、他のことに氣をそらすことはできません。
しばし忘れても、また審判・審議の我にかえります。
「気になって仕方ない」「問題を見つけて気がかりになる」といった具合です。
勤務年数の長いNさんは、職場の上司たちの勤務態度や業績に対する姿勢が、必要以上に気になります。
こんなんじゃいけないはずだ・・・と。
Nさんの立場は、そこに関心をもったところで、仕事のうちにはなりません。
むしろ、ご自分の領分をこなしていれば十分といった職場です。
Nさんは、カウンセリングのたびに、まずはご自分自身のことより、職場の人たちのご相談から始まるという特徴があります。
一見すると、無気力な職場に対して熱心な態度は感心されるべきもの。しかし、Nさんがかねてから気にかけている、ご自分の私生活の充実を進めたほうが、Nさんにとって、充実する職場や仕事に巡り合う流れを作るものです。
自分の本来やるべきことに集中する、という意味で、Nさんと、職場の上司たちの態度は、どこかリンクしているのかもしれませんね。
ちなみに、Nさんには、この審判・審議の習慣をやめる、強烈な方法をお伝えいたしました。
それは、勝手に審議・審判が頭の中で始まっていることに気づいたら、すぐに自分の首を切り落とすこと。
西洋の死神が、大きな三日月のカマを持っていますね。そのカマをゴールドの立派な仕様にイメージで変えてもらいました。
そして、日常、マインドが忙しく審議・審判を始めたら、イメージで首を落とす・・・しかし、この使用期間は7日間のみ。
こんな感じなら怖くないかな・・・斧はゴールドやダイヤモンド仕様など、エネルギー的に氣が合うもので
ただし、これは、ある程度セラピー経験があり、審議・審判が強烈に働く方には、有効な方法です。さもなくば、エネルギーやオーラに支障が出る場合がありますので、くれぐれもご注意ください