「超越」は、「立ち向かう」「戦う」「解決する」を越えたところにあります。
ご相談の多くは、クライアントさんがまだ問題を直視したり、取り組んでいる状況です。
稀に問題にお気づきでないケースもありますが。
とかくこの人生において、誰しも1、2度出逢うような難しい課題は、正面から乗り越えようとしても、どんどんハードルが高くなったり、うまく飛び越えることができません。
「超越」とは、単に取り組むことから、越える試みです。
超越するには、その問題や課題を同じようなところから、同じような価値観や判断で、同じような人たちと取り組んでも、ラチがあきません。
発想や工夫、ユニークさが必要です。
あらゆる情報や悟りを駆使して、超越する方法がわかる場合もあります。
しかし、多くは、一旦、その問題や課題を諦めたり、同じようなやり方を止めてみることで、超越するチャンスがやってきます。
ところで、「問題や課題を超越する」とどうなるのか?と、疑問に思われる方も多いでしょう。
月並みな例ですが、問題を超越したおかげで、とんでもないビジネスチャンスになる。
失敗の連続が、違うものの大発明につながる。
障害の中を懸命に生きたおかげで、新しい世界に活躍の場が広がる、など。
災い転じて、超福になるような、展開になります。
超越にいたる、少し前には、苦しみや憤りが発生するのも特徴です。
実は、このような「問題・超越」発想は、日常のちょっとしたつまずきにも、摘要できます。
Mさんは、ご自分にとって壮大な夢に取り組んできました。しかし、その夢の大きさがプレッシャーになり、いろいろなものが障害になっています。
このときは、アロマ・ヒプノのセッションで、「超越するアロマの香り」を選択してもらいました。
Mさんが選んだのは、カユプテというアロマ。
アロマの香りから、導き出されたビジョンは、「自分の手で、高飛びのように高いハードルのバーを撤去してしまえ」ということ。
そもそも、Mさんの夢の気負いは、自身が創りだしたもので、他人を巻き込むようなものではありませんでした。
他にも、時間を超越すると、時間の概念に制約がなくなります。次元を超越すると、物質的な生き方から解放されます。