年末のイヤー・リーディングにいらした皆さまの中には、今年(2013年)の後半に、何か人生で大きなものを片付けたり、終えたり、ケリをつけた・・・という方々が目立ちました。

 

大掃除やお片付けの法則、の次元ではありません。

人生の中で片手で数えるほどあるか、ないかの「終わり」「終了」「卒業」です。

 

こうなれば、これから何か全く新しいことが始まる・・・・しかありません。

 

とかく、「新しいことを始めたい」「これまでと違う生き方をしたい」「もうこういう状況はイヤだ」といった、ある種の前向きな志向のご相談をよく伺います。

しかし、いくらビジョンがあったり、場合によっては具体的な方法は理解していても、ご本人にとっての『何かを終える』までは、始まれません

 

 

これまでの何度も辞めようと思っていた会社を退職したYさん。周囲の動きもあり、この節目に長年の仕事を終えました。今後は、自分の本来のあるべき姿が、周りにつくろうことなく、新しい人生を生き始めていくようです。

 

夢を追うべくトレーニングを続けてきたMさん。国内にここしかない、という指導団体を離れてみました。すると、今迄まったく接点がなく、かつMさんが本来求めていた種類のトレーニングを受けることができるように。さらには、そこにはMさんが必要としてきて新しい人間関係も揃っているそうです。

 

一体、何を終えればよいのか、普段使いなれた思考パターン(顕在意識)は気がつくことはほとんどありません。

でも、気づかされるきっかけは、本当はたくさんあるのですが。

 

習慣をマンネリを終えられたら、中規模の「始まり」が起こります。

また、歳月とともに、人間関係や家族などの身近な環境が変わることで、明確に意図せず、ようやく終わることもあります。