最近、また巷では、母娘関係のテーマが語らえるようになりました。
怒りや未消化な感情に気づく段階のケースが多いようですが、このパターンは、あるところで区切りをつけないと、ずーと、怒ったまま、踏ん切れないまま、囚われ続けます。
自分の発見した気付きの世界に住むことになります。
幼い子供の頃は、家庭や近所が世界です。未成年のうちも、限られた環境の中にいます。
ネットが発達したとして、意識しないと、結局マンネリになります。
狭い世界、制約がある環境にいると、人は臆病になります。恐れや不安も同じです。疑い深くなります。
疑心とは、自他を問いませんから、他者を信じられないときは、自分のこともなんだか信頼できません。
このカラクリは、負の子供の要素が抱きやすいことです。
プラスの要素は、無邪気さや好奇心です。
先週のデトックスセラピーは、過去の親子関係のデトックスを求めるクライアントさんが多かったです。
「その件」になると、突然、考え方がギュッと縮まってしまい、自分でも思うように身動きが取れなくなるのがわかります。
そして、自ら解くのが難しいのです。
クライアントの時期によっては、過去を癒す体制よりも、現実というオトナの世界に生きることを目指したほうが、結果的に、インナーチャイルドが成長し、囚われたいたことから解放されるものです。
チャイルドは、よくしたもので、助けが見つかったり、楽しいものがあると、そちらにすぐ行ってくれます。
インナーチャイルドの癒しには、遊びや楽しいことをすること。いわゆるワクワクです。
インナーチャイルドを育てるには、いろいろな景色をみたり(環境を変える)、勉強や研究(学ぶ)することです。料理など、習い事でもよく、知らないことを知る、体験するとよいでしょう。
インナーチャイルドを成長させるには、教える(先生的なことでなくても、情報のシェアでも)、誰か社会のために役立つことをする、育てる(人、動植物)などです。
そうそう、子供の成長にはきちんとした生活、食事、睡眠、運動ですよね。
これらのことを参考に自らにしてあげると、問題を抱えていたインナーチャイルドは、少しづつ、あるいは突然!元気になり始めます。
「そんなことができないくらい、インナーチャイルドが病んでいるんだ!」という方は・・・
いろいろなセラピーもありますが、ひとつ、「かつて親も子供だった」「親にも時代や事情があった(たとえあなたからは恵まれているように見えても)」「母親のくせに、父親なんだから・・・」など、親ー子という狭い枠を広げて、観察してみましょう。
シビヤなようですが、結局、インナーチャイルドを元気に育ててあげる役割は、オトナになったあなた自身です。
未成年のとき、もし「オトナになったら自由なのに・・・」と思うことは、本当はもうできるわけです!(不良行為除くー笑)