昨年末、タイムトラベルセラピーをラストに体験されたKさん。

Kさんはメニューの中から、特に「胎児期退行」をマークされました。

ちょっと珍しいのです。タイムトラベルセラピーの1度の体験で通常3−4カ所を巡りますが、一番人気は、スピリッツガイドとの対面やハイヤーセルフとの対話なのです。

Kさんが体験した胎児期退行は、物心がついてからオトナになると、ほぼ忘れてしまうような意気込みを象徴していました。

Kさんが戻ったポイントは、母親の7ヶ月のおなかの中。

母親の心音や温かさをハッキリ感じ、しかし、何も視覚的には見えないところでした。

おなかの外の父親やきょうだいの存在感をしっかり把握していました。

7ヶ月の意識につながっているKさんには、いくつも質問をしましたが、印象的であったのは…

志麻「このような経験(つまり生を受けて生まれてくること)は初めてのことのようですか?」

Kさん「以前にも経験があります」

「今、どんな気持ちを感じていますか?」

Kさん「なんだか凄い大変なことがおこるぞ、すごーく楽しみだけど、でも大変なこと(大仕事)が待ってる。大変なことだとわかってるけど、やると決めてるし、ワクワクするけど・・・やっぱりすごく大変!!」

 

何度も、楽しみ、大変、ひと仕事・・といった言葉を発していました。

Kさんの声からは新しいことを迎えうつ、決意(なんて生易しい感覚ではないが)がみなぎっていました。

その後、Kさんは無事に誕生するまでを体験し、他のフェイズにタイムトラベルしていきました・・・

 

この「なんだか大変(大きく変わる、という意味)なことがおこるけど、未知なることにワクワク、楽しみだ」と感じることは、オトナになると極端に少なくなります。

ときに、妊娠中の母親も似たような宇宙的ワクワクを感じることがありますが、やや少数派です。

Kさんのような誕生エネルギー:なんだか大変+ワクワク+意気込み(やるっきゃない!)の3点が揃うんと、強烈な生命力が湧いてきます。赤ちゃんが両親、社会のオトナ、おまえけに?スピリッツをも守りたくなるほどの擁護を得ます。

なかなかの無敵です。

すっかりそんな記憶のない多くの大人たちは、潜在意識下で、Kさんのような感覚を持ち備えているかもしれません。

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