今年のイヤー・リーディングで『今年こそは、本物のパートナーが欲しいと思っています!』と意気込んでいらしたYさん。

これまで、何度か相手に好意を持ち、近づくものの、つき合っているのかわからないような状態であったり、自然消滅したり、自分のほうから相手にシビアになり、パートナーとの縁が通りすぎてしまったそうです。

Yさんの恋愛、パートナーシップについて抱いている想いには「自分のために恋をする相手」「自分のために結婚する相手」を求める枠(思い込み)がありました。

「そんなこと当たり前じゃないの?」と思う人がいるかもしれませんが、ソコから先に進展していく人と進まない人には大きな隔たりがあります。

その隔たりとは、「どこまで共有できるか?」というマインドです。

物質、精神問わず、共有できるもの、たとえ嫌いな部分でも、まぁまぁ受け入れられるものが多いほど、隔たりは無くなります。

わかりやすく言うなら、共有したりシェアすることにおおらかであるほど、人と接すること、愛情や関係性にも大様です。特に現代は自由なパートナーシップが可能なだけに、社会の制約がなく、心の持ちようがかなりウエイトを占めています。

Yさんは「常々なのですが、つきあっていくうちに、だんだん気を遣いすぎて疲れてしまったり、正直、ひとりのほうが気楽、って思ってしまうことがありました。でも、やっぱり恋人とか結婚に憧れるんですよ・・・」と。

皮肉なことに、人間関係において、気遣いで疲れるときは、エゴ的な愛や情に寄るものです

気をゆるせない(リラックスできない)から、気を遣ってしまい、不要な警戒心を働かせるのでしょう。

恋愛、夫婦、家族に限らず、他人や社会で気遣いが過ぎるときも、同様です。

Yさんのパートナーは、Yさんがなんやかんや気をゆるせる、安心して、自分らしくあれる相手を心から求めるときに迎えることができるようでした。