悩みの代表選手「人間関係」
カウンセリングをしていると、時期的なブームがあるのですが、春頃から、人間関係のご相談がとても多いです。
同じ日に同じお名前の人が続いたり、似たようなケースが続いたり、といったことが法則のようにあります。他のサービス業でも、クライアント、患者さん、お客さんは、同類の法則があるようです。
今回は、身内は除き、他人との人間関係について。
職場、会合やグループの仲間、男女関係(三角関係)、おつきあい、本来拘束性がないはずのしがらみ、などなど。
あえて、心や内面からアプローチをしたとき、人間関係に問題があるときは、ほぼ100%、その問題の人物は、「あなた」に変化や変容を促しています。
それも先生やトレーナーように教えてくれませんから、ちょっとした、厄介なメンターです。
メンターは気づきを促します。他者との比較成長ではなく、その人自身での成長を促します。
だからといって、問題の人物とガッツリ向き合い、我慢したり努力する、という方法がよいとは限りません。
物理的に避ける、逃げるという方法もあります。
それでうまく回避し、解決したときには、問題で苦労するうちに変化変容がおこり、もはや、課題クリアといえます。
しかし、ふたたび、人物を換えて、同じようなケースに遭遇したなら、まだトレーニングの段階です。
シナリオを少し変えて、その新しい人物は、チャレンジをくれるのでしょう。
ちなみに、問題があることは問題ではありません。ソコにこだわると、なかなか本質が見えません。
問題をこわがったり、否定せず、まずは、「今は、そういう状態」と気持ちの軸を「今」に置くだけで、かなり気持ちは楽になります。
問題や悩みは不思議なもので、そういう見方にこだわっていることがほとんど。
また、気持ちの軸を「今現在」におくと、具体的な行動や工夫に出ることができます。
人間関係の問題の多くは、本人の過去からのやり方や考え方に、何らかの動きを与えようとしていますよ!
人間関係のご相談は、お話が長〜くなりがち。この週末、沈黙は金でありました>志麻