何をもって『ヘンな人』という定義なのか・・・は、おいておきます。
一般的に他の人とは違う部分が目立つと、その人は受け入れられにくく、「ヘンな人」「変わった人」、好意的にとらえて「天然」「宇宙人」となどと呼ばれたりします。
受け入れにくいのは、こちらが正しいとか、常識的だからではありません。
相手の一部分しか知らない(見ていない)、自分の経験から想像できない、などの理由があります。
もっとも、全て理解して受け容れなくても全然OKなのですが(笑)
何かとそれが人間関係や価値観においてストレスになるなら、「所詮、一部しか知らない」と心得ておくとよいでしょう。
今年に入ってから、Nさんはある件について「夫が信じられない」ということで、それは頻繁にご相談にみえました。
そのときどきは、不信感は解消しますし、絶対、夫に問いただせないというNさん自身の理由と抵抗がありました。
幸い、春になりわだかまりは解けました。
そのときNさんは、夫はかつてある精神的疾患を長期かかえており、それが強く影響していたと、気づきました。
偉業や超人的な成功を為す人たちも、不可解な事件や事故を起こす人たちも、私たちは、彼らの表面や結果のほんの一部しか知りません。