「天使」は、例えば某菓子メーカーのロゴマークであったり、クリスマスのシンボル、教会の天井画やファンタジーの世界にいる限りは、比較的、万人に歓迎されているようです。
天使が見えて、大好きな人はたくさんいます!
しかし、思想や霊的なメッセンジャー、今でいうスピリチュアル(70-80年代はNewAgeか)な存在の象徴として、人間界に役割を持とうとすると、すべての人がしっくり歓迎するとは限らないようです。
前々から天使、妖精、守護霊などの霊的存在について「言葉にする」ときは、相手の志向を配慮することは否めませんでした。
日本人はとかく面と向かって否定する態度を出されませんが、内心はね・・・というホンネを別の機会によく聞くものです。
ある講座で、生徒さんたちがちょっとした意見になり、「天使ドン引き〜」派もいれば「まぁ、状況によりOK」「エンジェル崇拝派もいるよね」といった反応を回収しました。
いるのか、いないのか、という問題ではなく、
「あなたの側に天使がいます」
「◯◯◯の天使が、あなたに〜〜〜とメッセージを伝えていますよ」
などと、もっともらしく(失礼)スピリチュアル系の方に言われると・・・(内心、はぁ、引くわぁ〜)と思う方が、実は結構いらっしゃいます。
ほかにも、「あなたの前世が」「守護霊さまが・・・と言われています」なども同じケースですね。
はたして、懐疑的と呼ばれるのか? いや、実際、それで怪しい方向へ金を使わせてしまう一部の事例があるからだろうか・・・(^^;
「天使」「霊的な存在」と、肉体を持つ人間の領域は、一線を画しているといえます。
同じ空間にいても「次元」が異なるため、フツウの意識では共存がやや難しいわけです。
相容れるゾーンですと、映画、物語、絵画や音楽等の芸術、ファンタジー、ゲーム、宗教/スピなどですね。
人の創造(想像)能力の世界で見える/感じる領域でコミュニケーションをとるため、「言語化」すると、急に違和感を覚えるものです。言葉は意味を限定されやすいため、天使の言葉もドン引き(汗)
ちなみに、天使には階級があり、人間と接触するのは、わりと下の階級の天使だそうですね(byサティン博士)。
日本の文化、慣習の違いにもよるでしょう。そして、各自の経験や思いにも寄ります。
もともと天使が発祥したキリスト教(宗派によるが)では当たり前の存在で、ロサンゼルス(Los Angels)は、ラテン語で”The 天使”
見えるから信じるのか?信じるから見えるようになるのか?あなたは??
まっ、ひとまず銀座に天使がいますよ〜♪