個人差はありますが、とかく心身(特に思考を司る脳など)が疲労や消耗を経験し続けると、損得勘定が働きはじめます。
疲労や消耗で、生理的危機感を感じると、メンタル的には不安や心配がつのります。いわゆるストレスですね。余裕や情緒がなくなり、おおらかになれず、細かいことが気になったり、他人に振り回されたり、余計に疲れるようなことを始めるようです。
ハート(心、マインド)の側面からみると、「自然な流れに任せよう」「大丈夫だ」と安心することができず、損得や算段で動こうとします。損得、算段で判断すると、そこで更に、心に負荷がかかるのものです。
クライアントさんのご相談で、「◯◯◯したほうが良いですか?」などという、一見すると前向き、しかし大丈夫と思えないアンチリラックスなお気持ちのときは、脳意識が疲れていることが多いのです。そんな、ご本人に限って疲れているなんて感じてません!
脳意識の疲れを取る方法は、リラックス、楽しい、笑い、安心、満足、感謝、明るい(物理的にもイメージ感覚的にも)、酸素(深呼吸)などです。
日常生活で、それらが少しずつ減っていたところで、そんなに危機感を持たないですものねー。
ちなみに、意識は、脳の働きが活発であってこそ、五感に対する刺激を感じ取ります。
また、『脳に電気を流すと意識が生まれる』そうです。極論、意識不明のときに視床下部にアル種の電気を流すと意識回復の可能性が高いのです。
私たちが、日常的に脳に元気な電気(エネルギー)を送る方法が、例えば上記の体験。
元気だと、損得という狭い価値観やエゴにとらわれず、もっと大きな徳(&得)と出会っていきます。さらに、元気になると、みーんなのこと、困っているだろう人たち、世界にもなんだか愛を贈りたくなってしまいます。(タイガーマスク現象もか?!)
というわけで、損得、成果や結果に漠然とこだわり始めたら、気をつけてみてくださいね。