当たり前のように歩いている大地は地球の表面ですし、見上げて広がる空は宇宙にうながっています。
普段は気になさらないでしょうが、その大事なことをすっかり忘れてしまうと、憂鬱になったり、無気力に、はたまた心が混乱して、あれこれ悩んでは不安になるものです。
地球、宇宙を語ると、一般の生活に重心のある方は、なんだか浮いた話に聞こえるかもしれません。
よく「しっかり地に足をつけてやりなさい」なんて言うのも、地球を意識するちょっとしたワークの作用があるのです。
地球を忘れている心理は、究極の自己中心かもしれません。自分のまわりを全てのものがまわっていると勘違いして、憂鬱になったり、自分勝手になり、やる気のパワーも見いだせなくなります。
マジメすぎる頑張りやさんも要注意!自分がやらなければ!という自己自転をしている可能性があります。
自己自転をしているとき、見ている世界はとても狭く、窮屈になっています。きっと呼吸も浅くなり、肩や背中に力が入って、凝っていることでしょう。
そんなときは、可能な限り自然に触れるのが一番。その状態は一番簡単で、自然のほうがこちらを癒してくれるでしょう。
そして、できれば、地球を褒めてあげるといいでしょう。これは日常を離れたちょっとした時間に目を閉じても、できそうですね。
地球は、ある種の人と同じで、褒めると、褒めてくれた人のためにどんどんきれいになり、智慧や助けをもたらす惑星です。
こちらが地球に無関心ですと、地球はこちらを助けられなくなるそうです。
ちなみに、「地球」の意味するメタファー(隠喩)は? みなさんそれぞれだと思います。「地球」を褒め始めると、きっとその答えがわかります。