インナーチャイルドとは「内なる子ども」という意味ですね。
月曜のワークショップは「初めてのインナーチャイルド」
慣れてくると、(無)意識の中で対面する過去の自分(インナーチャイルド)は、単に「過去を思い出す」のとは、違うとわかるでしょう。
あるワークの中では、自分の親が、若かった頃/子どもの頃の存在と対面しました。
現実には、親御さんがオトナになってから、私たちは生まれているので、知る由もありません。
しかし、不思議と全く知らないはずの若い親の姿が登場するものです。
もちろん、親の子ども時代の写真や話を聞いていれば、その断片が作ることもあります。
・・・理屈はともかく、若い頃の親御さんとの対面は、なかなか感動的であり、心の奥で深くほぐれるような感覚があるものです。
もう7 、8年前になるでしょうか・・・
父親と見えない壁があるとおっしゃる30代半ばのクライアントさん(男性)がヒプノを受けにみえました。
「その壁が何なのかわかる、父親の存在と会ってみましょう」と、誘導すると、高校生の頃のお父様が登場!
意識の中で、若い父親と話をするうちに、彼自身の父親に対する受け止め方が大きく変わったようです。
そんなケースから、現実ではあり得ない、親の子ども時代と対面するセラピーが自然にうまれました。
いくつになっても、またすでに他界されていても、親のことはほとんど知らないものです。
それは、親のことは「親」という枠のなかでしか捉えられないから(それで、よいのだが)。
心の中で、親に対する思いが成長すると、現実にも心が大きく自立しますよ。